手術より、鍼治療を先に受けることをすすめます:嗅覚障害(蓄膿症)⑫(2019-01-31更新)

こんにちは。李哲です。

今日は続きの記事です。

 

2017年4月26日。

62回目の鍼。

目の痒みはないけど、右鼻がつまる。

口呼吸になって辛い。

鼻をかんでも、またすぐにつまる。

 

今日は背中の肺兪など刺して、先に6回瀉法してその後、9回補法をした。風池穴は1寸5分の鍼を全部入れる。右の迎香穴も深い所を通すように工夫。

 

鍼をとったあと、右鼻はまだ詰まったまま。

鍼の即効性が現れません…


しつこい鼻づまり!

本当に困りました。

 


 

2017年4月29日。

63回目の鍼。 

彼が言うのは、

「前回の鍼が抜群に効きました!

鼻づまりが良くなり、ずっと鼻が通っています。」


朝たちも毎日ある。

今日の鍼をしている間、更に鼻通りがよくなった感じ。

 

彼の話を聞いて、やっとホッとしました。

これから鼻づまりは更に良くなって、その後は安定するでしょう。

 

何十回の迎香穴を通すことで、やっと安定するようになったのです。 

なくなった嗅覚は、まだ完全に戻ってはないけど、紅茶.食べ物のいい匂いが分かるようになっています。

 

腎のう胞は完全に消えてはないけど、少なくとも小さくなって、腎機能を示す自覚症状が良くなっている。朝たち.尿のキレなどで、腎機能が良くなっている事が分かります。

 

「前回の針のあとから劇的に良くなった」と彼は言うけど、前回の針で抜群に効いたのではなくて、今までの累計の施術があるからです。

 

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鍼治療の積み重ねの効果

 

花粉症。鼻づまり。鼻水は治しやすいものです。

私は今まで十何人の鼻づまり.鼻水を治して来ましたが、だいたいの方は3~4回で花粉症が良くなっています。

 

彼みたいに苦労したのは初めて。

20倍の時間がかかりました。

  

彼の効果が遅いのは、前にも話しました。

顔の骨を削る手術を、2回も受けたから。

 

蓄膿症.鼻づまりで手術を迷っている方がいたら、私の助言を聞いてください。

 

先に鍼治療を受けて下さい。

鍼がダメだったら、また手術しても良いでしょう?

 

絶対に逆パターンにしないで。

手術してから鍼治療に来ると、すごく時間がかかります。

 

~つづく~

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