花粉症で鼻呼吸ができない、口呼吸しないと死んじゃう:嗅覚障害(蓄膿症)⑱(2019-01-31更新)

こんにちは。李哲です。

今日は続きの記録です。

 

前回の記事は以下をご覧ください。

li-hari.hatenablog.com

 


 

2017ー1ー30 

彼の報告:

かんきつ類の匂いが、前より強く感じるようになった。

 

「料理も前より好き嫌いが強くなり、美味しい!というのが分かるから、太るのが怖い」と、彼は笑ってました。

 

右肋骨下に痒い湿疹があったのは、今回見たら左腰の後ろまで広がっている。

彼は「なんで毎年この時期になると痒くなるんですかね?」と質問がありました。

 

「血液の毒素が、同じ時期に現れる現象です。」と私は答えました。

 

今日は解毒作業を強化するために、曲池.血海.三陰交を追加。

 


 

2018-2-6

彼の報告:

腰後ろの赤い湿疹は良くなって、少しだけ残っている。

右肋骨下も、少しだけ残っている。

左肋骨下の赤い湿疹は、まだ多いほう(左肋骨下は後でできた湿疹)。

 

右鼻は通ったり詰まったりするけど、基本的にはすぐ通るようになる。

 

両わき下が痒くなるのは、運動した後に起きるのが多いそうです。室内.室外運動と関係なしで。

 

彼はもう一つ言いました。

「食べ物が美味しくて太っちゃった!」

 

以前、彼は鼻が完全に詰まっていたので、食べ物の匂いが分からなかったです。

 

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2018-2-14

彼の報告:

最近は両鼻が詰まり気味。花粉症が来たのかな?

以前だったら、目に先に来たけど今のところ目は大丈夫。

たまに鼻がムズムズする。

 

周りの人は花粉症が来ていると言う人もいるし、来てない人もと言う人もいるので、よくわからない。

 

鼻は詰まるけど、空気は通っているので楽。

以前は空気すら通ってなくて、鼻呼吸ができなかった。

 

今日も前回と同じツボを刺しました。

 


 

2018ー2ー22

彼の報告:

この前フルマラソン走ってきたけど、すごく快適に完走。

以前は走った後、悪寒などでつらかった。

 

赤い痒い湿疹は、腰の両側の狭い範囲に縮まって、他の所は消えている。

 

最近は鼻が花粉を探知したのか、鼻がムズムズする。喉も痛くなるけどすぐ治る。

 


 

2018-3-17

2週間ぶりに来ました。白いマスクをして。

 

以下は彼の報告:

昨日から花粉症が爆発した。

両鼻が完全に詰まって鼻呼吸ができない。口呼吸しないと死んじゃう

 

病院の機械で鼻腔内を吸い取ってもらって、だいぶ緩和した。

病院の検査結果は右鼻の隣(胃経の四白穴)あたりに、ツブツブがいっぱい詰まっている。他の所は綺麗。

 

「これは好酸球性蓄膿症なので、手術すれば治る」と先生に言われたけど、聞き流しといた。

 

私が見たら、腰両側の赤い痒い湿疹は、だいぶ緩和していました。

 

彼の睡眠状況を聞いてみたら、この2日は睡眠不足。

私が心配したとおり、また徹夜の仕事が続いている感じです。

 

睡眠不足だと鼻の回復も遅いし、男性の場合は朝たちがすぐなくなりやすい。できれば避けてもらいたいです。

 

今日の鍼が終わった後、右鼻はまだ詰まったままでした。

期待した効果は出なかったです。

 


 

病院の蓄膿症の所を吸引してくれるのは、臨時対策として有効だと思います。

 

しかし、あの手術すれば治るというのはおかしくないですか?

彼は大きな骨を削る手術を2回も受けたから、今の悪循環に落ちています。

 

手術しても花粉症・蓄膿症は治っていません。逆に頑固になって、治しにくくなっています。

 

手術で顔の経絡が破壊されているので、他の患者さんみたいに鍼治療の効果が出ないのです。

 

私は今彼の嗅覚を戻して、ご飯の匂いが分かるように悪戦苦闘しています。

もし最初から鍼治療で鼻づまりを治したら、こんな長引く治療にはなりません。

 

手術は治せないだけではなくて、身体の経絡を切ってしまい、あとの鍼治療が難しくなります。

 

本当にムカつく!

 

~つづく~

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