【※本記事は2019-04-29更新しました】
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、故事篇專講案例給大家聽(漢唐中醫倪海廈撰寫)
舌癌の諸症状が改善。
関節リウマチとパーキンソン病。
悪性脳腫瘍から肺に転移などの治療内容です。
- 睡眠・冷え性が良くなり、髭が伸びてきて、舌がん腫瘍が小さくなった男性
- 関節リウマチの薬でパーキンソン病になった患者
- 西洋医学に脅かされて、極度の恐怖に陥った悪性脳腫瘍+肺がんの女性
- 悪性脳腫瘍+肺がんの女性を治せると言い切る根拠
睡眠・冷え性が良くなり、髭が伸びてきて、舌がん腫瘍が小さくなった男性
2005年4月11日、晴れ。
3月30日に来た舌癌の患者が再診にきました。私が一目で診断終了した患者です。当時の治療内容は以下をご覧ください。
彼はFAXで報告したのは、舌癌がだいぶ小さくなって、体もそんなに寒くもない。でもまだ手足が冷たくて、口臭が強い。睡眠はよくなって、ひげも伸びるようになり喜んでました。
これは私の処方した量が足りなかったのが原因、だから今度は量を増やしました。
生の附子(トリカブト)を6銭(李哲の説明:6銭は大体20g)に引き上げ、白朮を入れました。これは正統派の中医学で言う「排膿湯」。口臭の問題は、舌がんの腫瘍が化膿して出る症状。
彼の治療は、西洋医学の治療が入ってないので、とても順調です。
【▲ 附子(トリカブト)の花 】
関節リウマチの薬でパーキンソン病になった患者
白人女性、78歳。
彼女は20年前、病院で関節リウマチだと診断されました。
現在、指関節はすでに変形して、関節の痛みがひどい。またパーキンソン病だと診断され、3ヶ月に1回スターフォックス医学センタに行って新薬を注射し、頭がずっと揺れる症状を止めているそうです。
パーキンソン病は、典型的な西洋薬の副作用が作り出した病気。しかし、西洋医学はまた新薬を開発して、患者を実験体にしています。
私は彼女に教えました。
「このような病気は、中医学にとって非常に治しやすいです。不幸中の幸いなのは、たくさんの鎮痛剤を飲まなかったから、肝臓に溜まっている毒素が割と少ないこと」
彼女は便秘・眠れない・手足が冷たいなどの症状があるけど、熱心に運動してるから、動きは機敏で若者と変わらないくらいでした。
正統派の中医学は、一気で関節リウマチを治せます。私の経験から見ると、関節リウマチの痛みは1週間くらいで治る。しかも、変形した関節まで何週間くらいで元に戻せます。
処方の中に、肝臓の毒素を処理する生薬を入れれば、頭が震える症状もなくなるはず。
▼李哲の補足説明:
パーキンソン病は不治の病だと認識されがちですが、実際には治せる病気。ニハイシャ先生は他にも症例があるので、どうぞご参考に。
西洋医学に脅かされて、極度の恐怖に陥った悪性脳腫瘍+肺がんの女性
今日一番面白かった患者は、56歳の白人女性。職業は西洋医学の先生のアシスタント。
彼女は悪性脳腫瘍で手術した結果、肺に転移しました。先週の金曜日、漢方の治療効果を説明しても、彼女は漢方を飲む勇気はなかったです。しかし、週末に私の患者(ペンシルベニア州の獣医)からいろいろ話を聞いて、やっと今日来て漢方を飲もうとしたのです。
彼女は私に話しました。
「主治医が言うのは、抗がん剤をしないと余命3ヶ月。抗がん剤をすると18ヶ月~24ヶ月まで生きられるそうです。」
皆さん、考えてみて下さい。
これはなんのバカやろうの論理ですか?西洋医学は永遠に正しいことを証明できないくせに、金儲けばかりしようとしています。
頭がしっかりした方は、どう思いますか?あなたなら、15ヶ月長く生きるために、危険な抗がん剤を受けますか?
▼李哲の補足説明:
たくさんの癌専門医は、自分が癌になった時は抗がん剤を選ばないと言うくせに、患者さんには容赦なく処方しますね。
彼女は現在脅かされて、極度の恐怖に落ちています。
私は彼女に話しました。
「心配しないでください。
この病気は致命的ではありません。
あなたの主治医は、金儲けばかり考えています。あなたが主治医の話通りに抗がん剤を受けたら、あなたは必ず死ぬ!
あなたは現在肺に転移したけど、治せないものではないです。治せないと言ったのは、西洋医学の診断で、中医学の診断ではありません。
抗がん剤で寿命が3ヶ月から18ヶ月、24ヶ月に伸びる話はデタラメばかり!あなたが私の言う通りにすれば、必ず主治医より長生きすると保証できます。今後の主治医の診察は、全部キャンセルしてください!」
▼李哲の補足説明:
癌が肺に転移したけど、漢方で長生きした患者さんはたくさんいます。以下はニハイシャのもう一つの症例、参考になると幸いです。
悪性脳腫瘍+肺がんの女性を治せると言い切る根拠
現在、彼女は「少陰症」の段階で、死ぬ段階ではありません。
しかも食欲がある。
便通はまだある。
顔色も良い。
私の勝算はまだ大きです。
彼女がこれ以上西洋医学に脅かされてなければ。
だから、私は彼女に「もう主治医には行かないで!」と話したのです。行ってまた脅かされて、魂まで飛んじゃうから。
一般的に言うと、手術した癌患者はまだ処理しやすい。しかし、抗がん剤を受けたあと、生存率はほぼゼロ!
私はとりあえず1週間分の煎じ薬を出しました。来週また再診でみる予定。
▼李哲の補足説明:
なぜ抗がん剤を受けた有名人はみんな早死なのに、抗がん剤を受けてない樹木希林さんは生活の質が良くて長生きしたのか?詳しく議論したのがあるので、参考になると幸いです。
この患者は私が今後も追跡するので、中医学治療がどんなに強いかを皆さんに説明します。順調であれば、今年の秋くらいに、患者は良くなっていることに気づくはず。
なぜなら、秋は肺に属してるからです。
秋なると、生薬の力と自然の力で勝つ時期。
ただし、肺に一番悪いのは落ち込み.うつ。あの主治医さえ彼女を脅かさなければ、中医学は治せます。
私は患者が知る権利があると思います。
しかし、知っているのが間違った医学だったら、患者はもっと早く死ぬだけ。正しい医学知識を知っているからこそ、正しい選択ができるでしょう?
◆舌癌患者、黒い血の塊を吐いてから、舌が軽くなり少しずつ話せるようになった。先生の言いなりにならない、病院の薬を飲まない賢い患者 。
◆舌癌女性は首周りの腫瘍が1/10に縮まって発音しやすくなり、30kgもダイエット。肝臓がん患者は腫瘍が消えて、病院の先生が愕然。
◆舌癌の女性、口から黒い血を吐いて、不眠症が良くなり、食欲も戻ってきた。女性の声しか聞こえない男性、左耳の聴力は完全に回復
◆たくさん薬を飲んだのに乳癌が肺に転移した女性。患者は自分が癌だと知らないほうが長生きする!
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します