【※本記事は2019/06/12更新しました】
こんにちは。李哲です。
わき腹が痛くて窒息死そう。
痛みの原因は何かを問わず、鍼治療は即効性があります。
今日は一つの鍼灸+刺絡例を紹介します。
わき腹が痛い!咳すると肋骨が折れそうに痛い!
こんにちは。李哲です。
今日は鍼の簡単な治療例です。
患者さんは私。
休日の運動中に痛めのか、わき腹が急に痛くなりました。
当日は違和感があるくらいだったけど、夜になったら体をひねた時に激痛。深呼吸ができない。くしゃみした時は、肋骨が折れそうな痛みでした。
鍼治療したけど、著しい効果が出ない
ほっとけば治ると思ったけど、治るところか逆にひどくなったので、急いで反対側の陽陵泉穴。内関を刺しました。
20分経っても、ちっとも緩和しない。
すぐ針を取って、今度は関元と巨闕。
20分後、また変わらない。
これはツボの選び方が、間違ったことを示す。
なぜなら、鍼は刺してすぐ変わるはずだからです。
変わらないのは、ツボが間違っている事。
すべての痛みに関して、鍼治療は即効性があります
すぐ治るとまではいかなくても、少なくとも痛みが減るはず。
鍼の即効性は、高血圧を下げる時も現れています。
以下の治療例をご覧ください。
ツボを変えてから効果が出たけど、その夜は窒息死するくらい痛かった
肋骨の中が痛いのか、外が痛いのか分からないくらい痛かったので、今度は一石二鳥だと思い、外関から内関まで貫き通して、何度も回して最大の響きを作る。
(肋骨の外側が痛い時と、内側が痛い時の選ぶツボが違うので。)
そしたら、夜寝る時は大丈夫でした。
しかし、夜中寝返りをうったとき激痛が走り、体を動かすこともできない。ナイフに刺されるような痛みで息が吸えなくて、このまま窒息死すると思いました。
なんとか寝返りして、楽な体勢を取ったら痛みが落ち着いて、翌朝には痛みが5割なくなって、その日はなんとか動けました。昨日の鍼が効いたみたいです。
ほかの患者さんは、もう少し軽いわき腹の痛みだったので、15分で治りました。
刺したツボは違いますが、参考になると思います。
わき腹の痛みは、刺絡療法を追加して完治した
昼は休憩する時、自分で肋骨の間を押してみて、一番痛いところを探して刺絡。血を10滴くらい出し。
その後、昼寝を良くしたらだいぶ良くなり、深呼吸しても苦にはならない。くしゃみしても痛くならない。2日後にはほぼ治って、深呼吸できるし体をひねても、大丈夫になりました。
この刺絡療法は、本当に素晴らしいものです。
ほかの鍼灸医の治療例を見ると、ジフテリアで喉が塞いて、死にかけているのもすぐ治せますね。
まとめ
鍼がなかったら…病院?
病院に行って、何が変わるでしょうか?簡単な腰痛すら治らなくて、鍼灸院に来る方が多いのに、こんな痛みで病院に行っても解決策があるとは思えません。
簡単なツボと刺絡で、わき腹の痛みがなくなりホットしました。
西洋医学の先生たちは、自分が病気になったらどうするでしょうね。
気になります。
臨床では、わき腹が痛いのではなくて痒い患者さんもいました。
痒いのも鍼で治せます。
以下はその治療例、参考になると幸いです。