足が速くなる方法:足三里にお灸して、マラソン14位から8位になった女の子
【※本記事は2019-05-17更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は、9歳の女の子とそのお母さんの話です。
この親子は、前の記事で書いたことがあります。
彼女たちに面白いことがあったので、記事として書きます。
女の子が来た時、足裏とか押してみたけど、調子は良い感じでした。
昔みたいに、食べて気持ち悪いのは、もうない。
斜めになった背中も、気にならない程度でした。
子供の施術をする時、お母さんから以下の話を聞きました。
そろそろ、小学校の運動会があるそうです。
娘は運動神経が得意ではないので、マラソンで毎年14位くらい。
今回の練習では根性で走って、11位になったそうです。
(10位までは、全部スポーツ部の部員たち)
「10位までだと特別撮影の待遇があるのに、11位からは何もないです。。。」
お母さんはちょっと残念そうな顔でした。
「難しいことは無いですよ!」と私が言ったら、お母さんはビックリして質問して来ました。
「何かいい方法あるんですか?」
「もちろん!足の三里のツボで、毎日お灸をすると足が速くなります。」
この話を聞いて、お母さんは両目まで大きくなってました。
「本当かよ?!」の感じ。
でも、「可能性があればやる!」の勢いだったので、親子が帰るとき足三里にマークを付けてあげました。
その後はずっと連絡がなかったので、この事を忘れてました。
1ヶ月後に、親子が来たとき、子供から笑っちゃう報告がありました。
「ありがとうございます。8位になりました。」
子供がお灸したのは3日だけ。
1日2回。
3日だけなので、完全にお灸のお陰とは言えないですが、とにかく結果が良くて良かったです。もし2ヶ月とか3ヶ月やれば、確実に足が速くなるはず。
スポーツで中医学の知識を利用すると、成績も良くなるし、怪我もすぐ治してくれます。針とか漢方とかで治せる。
残念なのは、こんなチームはまだ少ないですね。
みんな先進そうな機械、手術台、リハビリ機器...これで体がよくなるかな??
足の三里にマークを付けるとき、「背が伸びるツボもありますよ。」と話したら、お母さんはすぐ両手を振ってました。
「今でもクラスですごい背が高いのに、あまり高くなると困ります。嫁さんになれないかも。」
背が高すぎも悩みになるなんて、羨ましいですね。
私はもう少し高くなって欲しかったけど、もう歳を過ぎたから無理。
お母さんは、一つ気になる症状がありました。
子供は温かいお風呂に入ったあと、体に蕁麻疹みたいなものが出る。ちょっと待っているとまだ徐々に消えるそうです。
つまり、熱くなると一気に赤い蕁麻疹が皮膚に出て、冷めるとなくなるのです。
この原因は、出切ってない汗が、皮膚の下にあるから。
恐らく、出切ってない汗は、1ヶ月前の競走会が原因だと思います。
こんな寒い時期に、一生懸命走ると汗かくでしょう。
しかし、外が寒いので皮膚の穴は閉めやすいのです。
体が強い子だったら、自らの力で汗を出し切れますが、少しでも弱い子だと若干は残るはず。
熱に当たった時、この古い汗のせいで痒くなったり、赤くなったりするのです。
この症状は簡単な漢方で治せますが、症状がひどくなければ、よく寝るだけで蕁麻疹も徐々に出なくなると思います。
冬は貯蔵の時期で、蛇みたいに冬眠とかしたほうが良い。
なのに、マラソンなんかやったら、貯蔵のところか逆にエネルギーを消耗する。
運動は確かに体を鍛えますが、寒い時期に汗だくで走るのは過度です。
健康とはつながりません。