こうもんふきんのしこりは、1週間の漢方薬で腫れが8割消え、痛くて座れない症状も治った。
【※本記事は2020-07-01更新しました】
こんにちは。李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳しました。中国語本文のリンク先は、こちら
翻訳文
11/12/2005、晴れ。
黒人男性、53歳。
先週の土曜日に初診に来ました。
主訴は、肛門付近に拳みたなしこりができて、痛くて座れません。
西洋医学は抗生物質を処方したけど効かなくて、手術して切り取ることを勧めているそうです。
一旦手術すると、必ず痔瘻の管ができて一生治らなくて、一生オムツ生活をしなければならないことを彼は知っていたから、手術をしていません。
彼の病気は、痔と同じです。
西洋医学の信者は、どうぞどうぞ手術をして、その後は一生オムツの生活を過ごしてください。
皆さん、もしオムツ生活をしてる人を見たら、その人は確実に西洋医学の信者です。
▼李哲の説明:たとえば抗生物質をよく使う女性は、尿失禁でオムツの生活を過ごすしかないです。関連の説明は、ニハイシャの論文をご覧ください。
中医学を信じている方は、続きを読んでください。
患者さんは、とても身体が大きくて筋肉隆々。症状は喉はとても渇いて、食欲は強すぎる。熱がりの症状しか見えません。
普通の中医師は、おそらく熱を冷まして湿気をとる生薬を出すでしょう。
我々経方には、加工したトリカブト(炮附子)+白朮の処方箋があります、別名は「排膿湯」。*1
私が初診に使ったのは、加工したトリカブト(炮附子)3銭+白朮3銭(約15g)。それ以外に、血の流れを良くする生薬などを入れました。
今日彼が来て話したのは、
「こうもんふきんのしこりは8割消え、痛みはもう治りました。」
今日は5銭に増量して、1週間の量を処方。
彼はとても喜んで帰りました。
皆さんは一つ覚えてください。
病院でケガを治すのは良いけど、病気はダメ!
この前、台湾の有名なモデルが落馬して肋骨が折れたのを治したのを、台湾の病院は連日も報道していました。
ケガは西洋医学に診てもらっても良いです。しかし、ケガを治すために使う薬は腎臓.肝臓.心臓を壊し、将来的に大きな問題が出ます。
ケガは中医学も治せます。
中国の昔、みんな馬で移動してました。たくさんの人が、馬から落ちて肋骨など折っています。落馬でケガしただけで、みんな命落としたでしょうか?答えは違います。
中医学の接骨術はとても良いです。昔ながらの接骨先生は、みんな治してました。しかも、完全に副作用がない。
皆さん、西洋医学が「ケガを治せるから病気も治せる」と間違わないでください。ケガは外傷で、病気ではありません。両方は全然違うもの。
上記の台湾のモデル、もしケガではなくて癌だったら、人工透析ばかり作り出す病院(李哲の説明:台湾の病院は、人工透析率がアジアナンバーワン)に入院治療し、結果はどうなるでしょう?また西洋薬の悪魔の手から逃れなくなります。
▼李哲の説明:血尿がある場合、膀胱がんかも知れないし、膀胱炎かも知れません。いずれにせよ、千年灸をした女性は3日で治り、ついでに生理痛まで治りました。もうひとり、病院の治療で死亡。悪魔の治療だと言って過言でしょうか?
今日書いた黒人男性、彼は教訓を得たから手術を止めています。もし彼が手術をした後にろう管ができてからこちらに来た場合、私は逆に追い出します。
一生オムツ生活をしてください。
*1:「排膿湯」:3世紀の仲景医書に由来する『金匱要略』の瘡瘍腸癰浸淫病篇第18には、排膿散と排膿湯が載る