目の奥が痛いのと偏頭痛は消失:子宮がん。ひどい中耳炎と冷え症、生理痛、むくみ(3)(2019-01-08更新)

こんにちは。李哲です。

今日は2番めのおばさんの治療記録です。


2017年7月11日。

右腰から右膝の後ろまで、一本で繋がって痛い感じがする。
中耳炎はまだ治ってない。おばさんが言うのは、ついつい耳中を触っちゃうそうです。

 

お腹の冷えは、触った感じでは前よりは良い。

おばさんが言うのは、2日だけお灸をしたそうです。

 

うつ伏せでは、腎兪と大腸兪。陰谷と委中。左足の金門と申脈。金門は膀胱経の郄穴。郄穴は消炎鎮痛作用が強いので、委中だけでは足りないと心配して追加。

 

おばさんが痛い場所は膀胱経の外側にも及んでいる。膀胱経でもない、胆経でもないし、陽蹻脈(ようきょうみゃく)になると思うので、申脈を追加しました。

 

痛みがどのくらい減るか、次回を見ないと分からない。

 

仰向けで刺したツボは、関元.中極.気海.合谷穴.曲池.耳門.聴宮.聴会.陰陵泉.地機.三陰交.太陽.陽陵泉穴.太衝。

 

目の奥が痛いのと偏頭痛は、今日はないそうです。

前回までは毎回会ったときに、痛いと言ったのに。

痛みの頻度が減っているのは、良いことです。

 

陽陵泉穴は偏頭痛に大変良いツボ。

他にも胆経のツボがあります。

 

例えば率谷。

絶骨(懸鐘)(絡穴)。

丘墟(原穴)。

風市。。。

 

施術する先生の好みで、好きなやつを選んでいいと思います。

鍼灸の面白い所は、代用のツボがたくさんあることです。ローマに行く道は1本だけではないから。

 

例えば手のツボを刺したいのに、事故で手をなくしている。こういう場合は、足のツボで代用できます。足までなくしたら、お腹.背中のツボで治療ができる。

 

さすがにお腹.背中までない人はないでしょう。


どのように代用するかは、系統的な鍼灸理論を習う必要があります。

 

~続き~

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