生理前の頭痛・吐き気は、鍼治療した翌日に治った。鍼は即効性があるけど、効果が遅れて現れるときもある。

【※本記事は2020-04-02更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

生理前症候群(PMS)には様々な症状があります。

たとえば頭痛、胃痛、吐き気がする、気持ち悪いなど。

 

病院ではピルをよく出しますが、副作用があることを忘れてはいけません。

 

鍼治療は副作用がなくて、生理前の様々な体調不良を解決できます。 

以下は一つの鍼治療で、その効果が説明します。

 

pms(生理前の頭痛、吐き気がして気持ち悪い)症状は、鍼した翌日には治った

 

一人30代の女性。

生理前の不調で鍼を受けました。

主な症状は

  • 頭痛
  • 吐き気がして、気持ち悪い
  • 車酔いがひどくて吐きそう

 

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症状を緩和するためのツボは、中脘、上脘、下脘、太衝。(他のツボは省略)

 

中脘の鍼はすごい響いて呼吸するたんびに響いて、10分くらい経ったら落ち着きました。太衝穴に刺した鍼は、なぜかすごく痒いそうです。

 

20分後に鍼を取ったら、胃が少し楽になるくらいで、それ以上の著しい変化はなかったです。鍼の即効性を謳っているのに、著しい変化がなくて残念でした。

 

翌日、彼女からの連絡があったけど、鍼をしたその日はすごい寝て、翌日の昼間には胃が回復し、夕方には頭痛がほとんど消えたそうです。

 

鍼の即効性に関する記事はたくさんあります。

以下は一つ、逆流性食道炎でひどい胸焼けがする・気持ち悪いのを1回で改善した例です。

 

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鍼は即効性があるけど、効果が遅延するときもある 

 

この事例で分かるのは、鍼は即効性があるけど、遅延性効果もある。つまり、効果が遅れて現れる事です。

 

なぜこのような遅延性効果があるのか。

私が思うのは、おそらくその人の体質によると思います。

 

鍼は体内の気を動かすことで、身体自分で自分を治します。

詳しい理論は、以下の記事を参考にしてください。

 

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  • 気が充分ある、気の巡りが速い人は、効果も速く出ます。
  • 気の巡りが遅い・気が足りない人は、鍼をしてしばらく経ってから効果が現れる。

 

鍼は即効性があるからだと言って、鍼を抜いた瞬間に効果が感じなかったら、「やっぱり鍼はダメだ!」と判断するのは正しくないです。少なくとも翌日の反応を見てから判断した方がいいでしょう。

 

私の判断基準は、鍼を3~4回続けて結果を見る事です。

あなたが癌であろうと生理前症候群であろうと、不妊症であろうと関係ない。

 

3~4回(2週間)で効果が感じなかったら、それ以上続けても私の鍼は役に立たないと思います。ほかのもっと有能な鍼灸師に、診てもらってください。

生理前のイライラ、頭痛、吐き気がするなどの不定愁訴は、鍼治療に任せて下さい

 

  • 生理前にイライラする
  • 頭痛
  • 胃痛
  • 気持ち悪い
  • いつもと違う食べ物を無性に食べたくなる

 

などのすべての症状は、鍼灸院で解決できます。

時間さえくれれば、あなたの体質改善を手伝い、二度と同じ痛みに襲われないようにできます。

 

特に生理痛は鍼を刺した瞬間から消えます。以下の記事、どうぞご参考に。

 

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飲みやすいからと言って安易に西洋薬を飲んだり、わざと生理を止めたりするバカな事はしないでください。

 

若い時はまだ体力があって、西洋薬の毒素には対抗できるけど、いったん年をとると長年溜めた毒素にはかなわないので、必ず一連の五臓六腑の不調が出ます。

 

後悔先に立たず。