【※本記事は2021-07-06更新しました】
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、2010年08月06日跟診之診療日誌
テノゼット(Viread)を飲んで、肝炎から肝臓がんになった女性
今日来た一人の女性、1956年生まれ。肝臓がんでカナダから来ました。こちらに来た時は、すでに腹水症。
私は彼女に聞きました。
「なぜ肝臓がんになったですか?きっかけは何ですか?」
彼女が言うのは、自分はもともとB型肝炎歴が30年以上。
去年、彼女の西洋医学の先生は、「検査に行ってみたら?肝臓がんになったら大変だよ。」と話したそうです。
そして、彼女は信じて検査に行ったけど、すべて正常でした。 検査した病院の先生は、彼女に新薬テノゼット(Viread、商品名はビリアードとも言う) を紹介したそうです。
先生が言うのは、この新薬はB型肝炎ウィルスに対抗し、肝臓がんの予防になる。
彼女はその話を信じて、3ヶ月考えてから飲み始めました。一粒20カナダドル。飲んだのは、去年の7月から今年の3月まで。そして、肝臓がんになりました。
怒った彼女は、紹介した先生に話しました。
「当時は肝臓がんにならないと保証したから、飲み始めたのに今は肝臓がんになりました。どうしたら良いですか?」
その先生が言うのは、「あなたの肝臓がんとこの薬は、因果関係がありません。他の原因で肝臓がんになっています。」
このカナダの先生は、本当に最悪の悪質ものです。台湾か中国の西洋医学の先生も、同じ悪質な態度をとると思います。見ても分かりますが、明らかにこの悪魔の薬を飲んでから、肝臓がんになっている。なのに、因果関係がないと主張。
私は断言できますが、この奥さんもしこの薬を飲んでなかったら、今日でもただのB型肝炎です。
アメリカの研究論文に書いてるのは、B型肝炎から肝臓がんになる確率は2%しかない!肝臓がんの主な原因は、夜更かし、過度のお酒、普段からの大量の西洋薬とビタミン剤。
西洋医学の会社は金儲けの為に、B型肝炎ウィルスで肝臓がんになったと宣伝しています。その後、これを言い訳にして、ウィルスを殺す薬を開発して売る。ウィルスを殺す薬は、みんな毒性がとても強くて、体を必ず傷つけます。
現在、この治療例が証明するのは、西洋医学で言う肝臓がん予防になる薬は、ちょうど肝臓がんを引き起こす薬です。
患者さんはお金払って災難を買う。
西洋医学の会社は本当に悪質もの。
私はここで、B型肝炎ウィルスを殺す薬に対して、新しい定義をします。
あなたはB型肝炎携帯者。
もし、あなたがウィルスを殺す薬を信じて、肝臓がんの予防になると信じこむ。
抗ウィルス薬を飲んだ後、あなたは肝臓がんになりました。
肝臓がんになったら、そのまま死んでください。製薬会社にとって、あなたが死ぬか生きるかは、どうでもいいです。
私も治療を放棄します。
この肝臓がんの例は、一般の肝臓がんと違う。
私は断言しますが、これはテノゼット(Viread) が原因です。
望診で分かるのは、
腹水症、両足はむくんでいる。
皮膚にはまだ黄疸ができてない。
問診で分かるのは、
- 食欲はまだ良い
- 夜中の12時半から寝て、朝4時半頃に目が覚める
- 便通はこの前まで黒い色、今は黄色
- 小便は濃い黄色
- 寝汗はない
- 精神状態は良好
- 倦怠感が強い
- 肝臓のあたりはたまに痛い
この患者さんの陰と陽が離れる症状は、一般の肝臓がんと全然違います。だから、これは薬物中毒からくる「肝臓がん」だと断言できます。
鎮痛剤も薬物中毒を引き起こします。
特にオキシコンチン。
アメリカでは社会問題になっているくらいです。
▼李哲の補足説明:漢方薬では覚醒剤中毒、薬物中毒を治せるので、興味がある方は以下の記事をご覧ください。
今日私は2つの処方箋を出しました。
一つは腹水症を治す粉薬。
これは、難経でいう「治肝先治脾」と神農本草経でいう「淡味滲利」の法則で組み立てた処方箋です。
二つ目は肝臓がんに使う処方箋。
難経の理論にもとづいて、組み立てています。
この2つの処方箋で彼女を救えることを祈ります。
私が治療した肝臓がんの経験から見ると、西洋医学の会社が宣伝している「B型肝炎で肝臓がんになる」のは大間違い。
西洋医学の会社が、B型肝炎ウィルスを殺す薬を開発しても、ウィルスを殺す事ができません。逆に、患者さんは抗ウィルス剤を飲んでから、肝臓がダメージ受けて肝臓がんになりやすくなる。
これは望んでいたのと真逆の効果です。
皆さんはビリヤードを飲まないで下さい。
西洋医学の会社は、絶対に信用できません!
私はここで、みんなに宣誓します。
もし中国人が、抗ウィルス剤を飲んで肝臓がんになったら、私は治療しません。
自分の命を賭けないでください!
生徒さんがビリヤード(Viread) の資料を提供してくれました。皆さんも見て下さい。
http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/viread_pi.pdf
▼李哲の補足説明:ニハイシャ先生は、13種類の診察しない患者さんがいます。腑に落ちる話だと思いますが、嫌がる人もいるでしょう。
3回も手術したのに胃の痛みが治らなくて、正常な胆嚢まで切除された患者
一人の中年男性。
キューバから来ました。
彼がカルテに書いたのは、胆嚢の摘出術をして、その後2回手術しました。
彼は8月2日に来た人。
当時はすごく疲れていたので、治療日記が書けなかったです。
今日、西洋医学の会社に殺される患者さんを見たので、彼の治療例を出しました。
彼はもともと胃がつらくて、西洋医学に診てもらいました。
初診時、西洋医学の先生が言うのは、「胆嚢につまりがあるから、手術しないといけない。」
彼はその話を信じて手術を受けました。
しかし、手術後も胃痛は変わりません。
逆に胆嚢は、「正常である」ことが判明。
西洋医学の先生は、もう一度お腹を開けて、胃の中をちゃんと見ることをすすめました。しかし、お腹を開けても異常が見つからなず。逆に、手術後の感染症で再び手術して「掃除」するしかない。これが3回も手術した経由です。
最悪なのは、西洋医学が3回も手術したのに、胃痛は変わらない!
▼李哲の補足説明:漢方薬で胃痛がどれだけ早く治るのか?以下の記事を見れば分かります。
私は問診で分かりましたが、彼は「附子理中湯」の症状。つまり、胃が冷えているからです。
こんな簡単な診察と治療法を立てるのは、中医学しかできません。どんなにダメな中医学の先生でも、西洋医学より治せます。
彼は西洋医学を信じた結果、3回も手術されて、正常な胆嚢まで切られています。本当に治療すればするほど、悪くなっている。西洋医学にとって、患者さんの命はどうでもいい。
だから、私は自分の敵にだけ、病院の健康診断をすすめます!
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します