【※本記事は2019-07-19更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文。
リウマチからくる全身の関節痛。頑固な便秘。乳がん。膵炎などの中医学治療例です。
元の中国語リンク先は、
- 1週間だけでリウマチの痛みが減り、頑固な便秘が良くなった患者
- 鍼治療をしないで、治療のタイミングを逃したリウマチ患者
- アバスチンを2ヶ月飲んで、急激に悪化した乳がん
- コーヒーの飲み過ぎで、左のわき腹がずっと痛い膵炎の患者
1週間だけでリウマチの痛みが減り、頑固な便秘が良くなった患者
一人の地元の女性、リウマチ歴は2年。
この2年はずっと鎮痛剤を使ってるけど、副作用で超頑固な便秘になった以外に、関節痛は全然変わらない。
水曜日の初診時、顔色は白と青の混ざり、パット見ただけで痛みがあるのが分かる。
「どこが痛いですか?」と聞いたら、彼女の答えは「痛くない所がないです。両手の関節痛で指が屈伸できない。朝起きた時は、膝痛でびっこを引くしかないです。」
大便は1ヶ月に2~3回。
私は鍼を刺す以外に、漢方薬も処方しました。
処方には8種類の生薬しか入ってないけど、みんな大量に使っています。
金曜日の午後、彼女は2回目の鍼治療に来た時、私に教えました。
「1回目の鍼を受けてから、翌日の朝には指の屈伸運動ができました。
起きた直後には、すぐ歩いてトイレに行けて、びっこを引かなかったです。
関節痛がだいぶ減ったい以外に、大便も1回出て、体重が1kg下がりました。」
彼女は中医学の治療の効果に、非常に驚いてました。
私は彼女に教えました。
「2年前に治療に来たら、こんなに2年間も苦しむはずがない。すでに治っているはずです。」
リウマチは漢方薬で痛みが治るだけではなくて、変形した指までもとに戻ります。以下はその治療例、どうぞご参考に。
鍼治療をしないで、治療のタイミングを逃したリウマチ患者
同じリウマチの香港人の女性。テキサス州に住んでいます。
1年前に診察に来た事があり、当時はすでに両手の手指関節の変形がひどく、両膝の変形もありました。
その時、彼女が私に話したのは、リウマチは5年以上経ってから中医学の治療を探した。当時、私は彼女に話しましたが、「リウマチは必ず鍼治療が必要です。」
私は彼女の近くにいる私の弟子を一人紹介して、そちらで治療してもらうようにました。テキサス州で開業している王鵬雲医師。
金曜日に来た時、彼女は私にこう話しました。
息子に運転を頼むしかないから、王鵬雲医師の所には行けない。
この言い訳は、本当に愚かである。
彼女はとても遠い私の診療所まで来れるけど、家から近い医師の所には行けない。本当に愚か。
自分で治療のタイミングを逃すだけではなくて、家族まで長い休みを取らせフロリダ州に来させる。本当に理解できない決定です。
私は彼女に話しました。
「必ず王鵬雲医師の所で治療して下さい。
あなたの病状はとても重いから、私の漢方薬を飲むだけでは良くならない。」
同じ日に見た二人の患者さん。
皆さんは比較ができるはずです。
現在、アメリカでの状況はこんな感じです。
西洋医学がリウマチを治せないのをアメリカ人は知っています。だから、中医学の治療を求めて来ている。タイミングを逃してないので、治療効果は良いです。
逆に中国人は西洋薬を迷信し、ずっと鎮痛剤を飲んでいる。飲み続けてある日、関節が全部変形してから、やっと中医学の治療を求めて来る。この時はすでに遅いです。
このような海外にいる中国人は本当にかわいそうで、嘆くしかない。
指の関節痛に対して、鍼治療の効果は非常に良いです。
以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。
アバスチンを2ヶ月飲んで、急激に悪化した乳がん
一人のアメリカ人女性。
マイアミから来ました。
去年、私の診療所に来たことがある。
彼女は2005年乳がんになり、当時、彼女は自分が納得するいわゆる自然療法を実行しました。だから、彼女は手術と抗がん剤など受けてない。
当時、彼女が私にしてほしいのは、体力を保つ漢方薬を処方するだけ。私は六味地黄丸を処方しました。
金曜日に来た時、「この何ヶ月で非常に間違えた選択をした」と、彼女は私に話しました。
西洋医学の先生の話を信じて、アバスチン(Avastim)を飲んだのです。
2ヶ月飲んだら、左乳房の腫瘍は迅速に拡散し、更に新しい癌細胞が左乳房にできて、左乳房の腫瘍は更に石みたいに硬くなりました。
当時、彼女は破裂した腫瘍の所を私に見せました。
私は写真を取ったので、読者の皆さん参考にして下さい。
【グロテスクなので、閲覧注意】
強烈な臭いがするけど、彼女は全く痛みがない。
乳房切除をした患者さんだけ、激しい痛みがあります。
患者さんは自分で選べる権利があります。
手術して抗がん剤をやるか。
そのままほったらかすか。
患者さんが選ぶものです。
彼女は乳がんになってから今日まで4年以上経っている。
もし、西洋薬を飲んでなかたら、ここまで拡散しないと思います。
西洋医学の会社は薬の誇大広告をして、患者さんが来て実験体になることを狙っている。本当に悪魔の行為です。
乳がんがここまで悪化したら、中医学の治療も難しいです。
結果は本当に運気を見るしかありません。
ただし、彼女の寿命を延ばして、痛みを減らす事は確実にできる。
彼女は今でも、その西洋薬を飲んだことを後悔しています。
西洋薬を飲む前は、まだ小さな腫瘍だったけど、飲み続けて2ヶ月後にはこんな事になったのです。
本当に害しか無い西洋薬!
コーヒーの飲み過ぎで、左のわき腹がずっと痛い膵炎の患者
木曜日、エジプトから来たアメリカ人。
左の脇下がずっと痛いから、病院で検査を何回かしたけど原因不明。
この例は、先週診たあのイタリア籍のアメリカ人と同じです。
コーヒーの飲み過ぎで、すい炎になる。
臓炎の最後は膵臓がんです!
西洋医学は末期の膵臓がんしか分かりません。
初期の診断はできない。
末期の膵臓がんだと診断された時は、読者の皆さんに言いますが、患者さんには最大6ヶ月の寿命がある。
もし、生検をしてなかったら、中医学の治療で生き残るチャンスはある。
生検をしたら、もうチャンスはありません。
非常に苦しみながら死んでいく。
生検をしないと、西洋医学は膵臓がんであるかないか、確実な診断ができないと言います。
こんな時、私は皆さんにこう言うしかありません。
中医学を信じる決意を出して下さい。
中医学こそ生検をしなくても、膵臓がんであるかないかが分かります。
中医学こそ、いわゆる陰陽の診断方法で診断ができる。一般的な中医師はできません。
この患者さんの症状を見ると、確実に膵炎です。
私が出した処方箋は、確実に膵炎を治せます。
しかし、患者さんがコーヒーを止めないと、必ず効果が出ない。
李哲針灸院でもコーヒーは禁止物リストに入るもの。
ほかにもありますが、以下の記事でご確認ください。