【※本記事は2019-10-05更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は耳鳴りの治療のついでに、生魚アレルギーが治って刺身が食べられた例。
同じ症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
- 耳鳴りと生魚アレルギーを抱えている患者
- 耳鳴りと魚アレルギーの原因、五臓六腑との関連性
- 2回の施術後、生魚が食べられるようになった
- 通いづらくて2回で施術が終了
- 追記:子供のアレルギーは乳製品と関係がある
耳鳴りと生魚アレルギーを抱えている患者
患者さんは40代の女性。
彼女が最初来たとき、耳鳴りを治すのが目的でした。
耳鳴りというのは、変なキン~という鋭い騒音がずっと鳴りっぱなし。
24時間鳴りっぱなしの騒音。
この自覚症状は、すでに何年も続いてます。
いろんな高価な治療を受けても、あまり変わらないそうでした。
最初この騒音で彼女もストレスになったけど、「最後はもう慣れました」と言ってました。
耳鳴り以外に、他にもたくさんの自覚症状を抱えてました。
私が気になったのは、もう一つの自覚症状:
生魚が食べられない。生くさい匂いだけでも具合悪くなる。
病院では魚アレルギーだと診断されたそうです。
昔は刺身とか食べれたのに、なんで急にアレルギーになったか?
病院も説明できなかったそうです。
「アレルギーだからアレルギーでしょう。なんの説明が要るの?」と言う感じ。
耳鳴りと魚アレルギーの原因、五臓六腑との関連性
中医学から見ると、彼女の耳鳴り(鋭い騒音)は、腎臓機能が弱くなっているのが原因。
魚アレルギーの原因は、
肺に痰が溜まっているからです。
耳鳴りがひどい患者は、ほとんど腰痛持ちの方。
だから、腰周りのツボ(腎兪など)を押すことで、腎臓機能を強化することができて耳鳴りの改善もできます。
彼女の何年も続いた腎臓機能障害、その回復もすごい時間かかるかも知れません。アレルギーは肺を強化して、自ら痰を掃除できるようにすれば、自然に良くなるはず。
もちろん、漢方とか鍼灸に頼めば、もっと早く成果が見えるはず。
足ツボ.整体の力はそこまで強くないですが、ある程度は変わるから、やってみるしかなかったです。
以下は耳鳴りを改善した鍼治療例、参考になると幸いです。
2回の施術後、生魚が食べられるようになった
2回目に来た時、鋭い騒音は全然変わってなかったです。
しかし、面白いのは「魚が食べられるようになった」と話してました。
彼女が言うのは、「偶然に魚料理が出たけど、そんなに生くさくなかったです。そして食べてみたら、わりと美味しかったです。」
刺し身が食べられるようになったのは、魚アレルギーが治ったことでしょう...
これは不思議な魔術ではないです。
背中の「肺兪」などの、肺に関連するツボをたくさん押したから、肺が強化されただけ。
肺が強化されれば、自分で痰などの処理ができて、いわゆるアレルギーもなくなります。
西洋医学では、卵アレルギーよ、花粉アレルギーよ、魚アレルギーよ、化学物質過敏症よ...いろんな名称を付けるけど、治療の結果は変わってますか?治療薬もどうせ同じものでしょう?
鄭智城先生の記事には、ワクチンとアレルギー性疾患の関連性を示す内容がありました。以下の記事、どうぞご参考にしてください。
通いづらくて2回で施術が終了
彼女が来たのはこの2回だけなので、その後の施術結果はありません。
どうも仕方ないことです。
彼女が表参道まで来るのは、車で片道6時間。
しかも、仕事の休みまであまり取れない。
体調は整えたいのに、なかなか来れない。
本当に虚しい時があります。
追記:子供のアレルギーは乳製品と関係がある
最近増えてる子供のアレルギー(花粉症.喘息.アトピー性皮膚炎など)。
あと卵.魚などの食物に対するアレルギー。
アレルギーの主な原因は、牛乳、乳製品、西洋薬、ワクチンです。
アレルギー性疾患として、薬疹があります。
西洋薬の副作用で現れた症状ですが、鍼治療で治しました。どうぞ以下の記事をご覧ください。
もう一つの原因は、赤ちゃんが生まれた時の対策が間違っているから。
昔の産婆さんは、生まれた赤ちゃんを逆らにしてお尻を強く叩きます。
そうすると赤ちゃんが大泣きで、肺の中に溜まっている羊水が一気に全部出てくる。
今は違います。
病院では掃除機みたいな機械で、吸い取るのが一般的。
このやり方では、深いところの羊水は取れないです。
水が肺に溜まっているから、将来的に子供がアレルギー.いろんな皮膚病になるのが多い。
中医学から見ると、すべての皮膚病は、肺と関係してるから。
たくさんの日本人女性は、病院で子供を産みますね。もちろん、今の中国の女性も同じ。
これに関して、私は理解できないところがありました。
病院と言うのは、病気を治すところでしょう?出産は病気?
出産が自然現象なのに、なんで病院で産まないといけないですか?