こんにちは。李由香です。
生理痛や生理不順、不正出血や生理前の心身の不調などに悩む女性は多いと思います。
生理というのはあまり他の人と比べたりすることが少ないので、なかなか何が標準なのかわかりづらいところもあります。
中医学の観点からみて健康的な生理というのは、
周期は28日
生理痛・生理前のさまざまな不調(いわゆるPMS)もなく
期間は5~7日
生理前からだんだん胸が張り始め、生理が終わるにかけてその張りはなくなる
というものです。
生理は、痛みやイライラを伴う不快なものではありません。
生理は女性の体調を表すバロメーターの一つになるので、不快な生理には理由があります。
一概では無いですが
周期は、子宮に熱がこもると短くなり、冷えていると長くなる傾向があります。
生理痛も、特に冷えがあるときや大きな感情の変化などで気がつまったとき。
生理前のイライラも気血の巡りがうまくいってないとおこります。
生理になっている期間が短すぎるのは血が足りない、もしくはどこかが詰まっている。長すぎるのは主に冷えが原因です。
胸が張るのは、 胸に溜まった乳汁をうまく生理として排出することができないと、胸に余分な栄養が残り、乳ガンのもとになります。これは心臓の問題。
また、経血に塊が多いのは瘀血(悪い血)が排出されているとき、もしくは子宮が冷えているとき。
食欲が異常に増えたり減ったりするのは脾臓の影響です。
生理のときは血の流れが変わるのですが、それがスムーズにいかないと脾臓が影響を受けます。
そして、血の流れをスムーズにするためには心臓の働きが重要です。
生理と心臓は、深く関わっています。
心臓に大ダメージを与えるのは、特に抗生物質の薬です。間違った食事、運動不足なども大敵です。
意外と見落としがちなのは悩みすぎ、不安、心配性。
いつもアレコレと心配してしまう場合は、薬と同じくらいの害があります。
考えない、というのは飲まない、食べないよりも修行が要りますね
生理が不調だといって、薬でなんとかしようとするのは一番良くないやり方です。
ピルを飲む女性も多いですが、様々な病気・不調の原因になります。絶対に手を出してはいけません。
ピルの良いところばかり伝えるお医者さんも多いですが、鵜呑みにするのは危険です。
ピルを飲まれているかた、冷えやむくみがとても多いです。
時間はかかりますが、足揉み、整体や運動などを続けて手足があたたかくなれば、心臓の力もだいぶ回復しています。
生理痛に関しては、生理痛が一番つらい日を選んで足つぼなどを受けると、施術の痛みは大きくなりますが効果が早いです。
しかし、せっかく頑張って痛い足つぼや整体を受けて生理痛がなくなっても、間違った食べ物(プライブケア禁止物)などをとればまた生理痛がはじまるので気をつけてください。
生理は女性にとって大切なものです。生理痛があるのは当たり前とか、周期が乱れるのは普通でよくあること、などは間違った理解です。