新年の挨拶

こんにちは。李哲です。

 

あけましておめでとうございます。

 

皆さん、正月はゆっくり休んだでしょうか?

 

すでに仕事を始めた方が多いと思いますが、今年も体調を整えながらほどほど頑張って下さい。

 

去年を振り返ると、鍼灸院オープンしてから8ヶ月の間、たくさんの患者さんを診ました。

 

様々な症状を訴える患者さんで、私も大変勉強になりました。

 

読書からの勉強も大事ですが、臨床で患者さんから教わる治療後の変化はもっと貴重な経験です。

 

来てくれた方々に、大変お礼を申し上げます。

 

膵臓がん、乳がんの方。

ひどいアトピー。

多発性筋炎。

多発性子宮筋腫。

頑固な生理痛。

ED(勃起不全)。

喘息、心房細動、不整脈。

 

他には不安障害、腰痛.ねんざ痛.偏頭痛.肩こり首こりの方…たくさんいました。

 

すぐ改善した人もいるし、なかなか改善が遅い方もいます。

 

すぐ効果が現れたのは鍼の当たり前の効果で、自分の功績ではない。

 

改善が遅い方は、2つの原因があると思います。

 

一つ目は、患者さん自ら生活習慣など変えないといけない。

 

例えばいちいち怒らない。悩まない。恨まない。

穏やかな心境は、内臓を安定させるとても大事な力です。

 

あとは、乳製品.人工甘味料.コーヒーなどの食べ物に気をつける。体の土台作りになる食べ物には、気をつけないといけません。

 

二つ目は、自分の腕がまだ未熟なので、それほどの効果が出てない。

 

暇の時、【鍼灸大成】などの古典作品を勉強していますが、昔の偉大な鍼灸医に比べたら、まだまだ月とスッポンの差です。

 

今年はもっとレベルアップして、もっとたくさんの症状を早めに解決してあげたいです。

 

臨床では、両極端の事をよく見かけます。

 

以下は私の親戚と患者さんの比較。


去年、目がよく見えない方、3,4回の治療後よく見えるようになり、私もとても嬉しかったです。

 

反対に、韓国にいる親戚のおじさんは、脳梗塞後遺障害で今は失明に近い。一家の大柱が仕事できなくて、経済的に大変な事になっています。

 

それでも頑張って西洋薬を飲み続けている。いつかは治ると信じて。

韓国のおじさんは前より良くなっているといい、漢方薬.鍼灸治療は考えようともしてない。

 

身近な親戚だからと言って、信じてくれるものではないです。

 

縁がなければ、身近な親戚でも、徐々に西洋薬の副作用で苦しみながら死んでいくのを見るしかない。

 

これより心が痛むのはないです。

 

以前だったら、なんで信じてくれないんだ!こんな実績を持っているんだから、信じてくれ!と必死に説得したはずですが、年齢とともに分かってきたのがあります。

 

信じてくれない人は、いくら説得してもダメ。

実績があると言っても、偶然だと思われがち。

 

今は縁が結ばれることを祈るだけです。

 

このブログを書き続けるのは、縁がある方にもう一つの治療法がある事を伝える為です。

西洋医学の治療が氾濫する世の中、お気の毒な患者さんはたくさんいます。

 

そういう方に、役に立つ情報になり、治療の選択肢が変わる事に繋がれば幸いです。

 

まだ拙い者ですが、今年もよろしくお願いします。

 







以上は旅先で撮った白黒写真。