尾てい骨が痛い一つの原因は、産後ケア不足。整体1回で治した例で説明します
こんにちは、李哲です。
珍しく整体の症例を書きました。尾てい骨が痛いのは鍼で治せるのはもちろん、整体だけでも簡単に治る事を覚えて下さい。なにか痛みがあったら、整形外科よりも鍼灸・整体などを受けるべきです。
産後、尾てい骨が痛くて長く座れない・立ってっれない女性、整体1回でほぼ治った
2020年9月3日。
30代の女性、数年前からの足ツボ整体の常連客です。子供を産んでから2年ぶりに来ました。
辛いところを聞いたら、彼女が言うのは、「尾てい骨が痛くて長く立ってられないし、長くも座れません。」
うつ伏せで整体を行う前に、指で押してみたら彼女が痛がっている所は、ちょうど「八髎穴」の「次髎」あたりでした。「八髎穴」の簡易図面は、以下をご覧ください。
彼女は尾てい骨が痛い以外に腰痛もあり、また首肩コリ・胃もたれもありました。
首こり肩こり解消には、整体がうってつけの治療法でしょう。押す時は痛いですが、終わった後は血が巡っているのが分かるくらい楽になります。以下は一つの過去症例、参考になると幸いです。
胃腸の不調に対して、足ツボの効果は言うまでもないです。過去症例がたくさんあるので、一つだけリンクを貼ります。参考にして下さい。
尾てい骨が痛い時、どこを押せば良いのか?
簡単です。
患者さんが押してほしいツボも教えてくれます。
次髎!
整体のとき、親指で数回押して、あとは周りを肘でほぐしただけ。治療法は至ってシンプルです。
翌週、彼女が来たたとき聞いたら、尾てい骨の痛みは1回で消え、長く座ったときだけ少し違和感あるくらいでした。
尾てい骨が痛い一つの原因は、産後ケア不足
なぜ尾てい骨が痛くなったのか?
尻もちなどの外傷が原因のときもあるけど、彼女の場合は違いました。
簡単に説明すると、産後ケアが足りなかったからです。
出産時は骨盤が広がり、骨盤についている靭帯も伸びきります。産後にちゃんとケアしないと、靭帯が伸びたままになり、骨盤がもとに戻りません。そして、血の巡りが悪くて尾てい骨が痛くなるのです。
解決策は骨盤についている靭帯を強化し、靭帯が骨を引っ張って元の位置に戻すことです。そのためには、靭帯を潤う血の巡りを良くして、自力で回復するのを手伝わないといけません。
西洋医学の解決策は知りませんが、中医学はツボを押すだけで治せます。(漢方はここで説明を省略)
次髎は骨盤後にあるツボで、骨盤中の子宮・膀胱などの病気も治せるし、尾てい骨が痛い症状も治せます。鍼もしくはお灸が1番良いですが、指で押すマッサージも効果的です。
産後の体調不良で困っている女性、ぜひ整体もしくは鍼治療を受けて見てください。