腹八分目が健康な胃腸を作る。栄養過剰よりも、足りないほうが長生き!

【※本記事は2019-09-12更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

よく来てるお婆ちゃんとの会話をもとに書きました。

 

お婆ちゃんは「食べ物が美味しくて、友達の2倍、3倍くらいは食べれる」と言ってました。

 

お婆ちゃんはストレス過剰ではなくて、ただ美味しいから食べるだけです。量が多いと言うのは、友達と比べての話。食べる量は、みんな個人差があるので、これは別にいいと思います。

 

特に、お婆ちゃんの年代の人は小さい時、食べ物が少なかったから、今の食べ放題の時代、我慢するのは難しいでしょう?ある意味で『欲』の過剰ですね。

 

毎回、腹八分目の話をして、お婆ちゃんも注意して減らしていますが、なかなか...

 


 

中国では知らなかったけど、日本には大食い試合がありますよね。

ビックリというか愕然です。

 

なんでこんな試合がありますか?

体によくないでしょう?

シンプルな考え方ですが、日本の相撲さんが健康で長生きしたのは、何人くらいでしょう?

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「有名になれば命縮まってもいいや!」と思う方でしたら仕方ない。

 


 

中医学(漢方)には『虚勝于実』という名言あります。言い換えると、お腹がちょっと空いているほうが、お腹いっぱいになるよりいい。腹八分目がベスト!

 

腹八分目というのは、食べ物でエネルギーを補充するけど、消化系に負担がかかりすぎないように気をつけることです。

 

皆さんには1つ知ってほしいのがあります。

人間の体はとてもエコなので、大量の栄養は要りません。

 

一つの例をあげます。

偏僻な田舎で生活する年寄りは食べ物が簡単で、都会みたいに宴席なんかできません。北極圏の住民たちは、食べ物がさらにシンプルで野菜すらほとんど食べていないです。

 

しかし、長生きしている方は大勢います。

台湾のテレビには、天山山脈に住んでいる135歳のおばあちゃんが出ました。質素なものしか食べてないのに、骨粗しょう症もないし認知症もありません。

 

以下の記事に135歳のおばあちゃんが登場しているので、どうぞご覧ください。

 

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栄養不足がちな年寄りが逆に長生きする。 

皆さんは不思議だと思いませんか?

 

現代人には栄養が足りない!補充しないとダメだ!と宣伝するのは、サプリメントを売りつけようとする人がいるからです。いわゆる栄養学者の話、信じてはいけません!

 

長生きした年寄りの共通点を学ぶべきです。

以下は一つの翻訳文、参考になると幸いです。

 

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腹八分目にすると、胃腸は少し飢餓の状態に入るので、2つのメリットがあります。

 

  1. 限られた食べ物から、さらに栄養素を取ろうとして、胃腸が頑張る。
  2. 入った食べ物に対して、消化・吸収する力が余っているので、いつも活気が溢れています。

 

腹12分目、ベルトが壊れるまでお腹いっぱい食べると、胃腸は圧迫されて息苦しくなり、正常なぜん動運動ができません。けっきょく、食べ物の消化・吸収に支障が出て、効率が悪くなるわけです。

 

運が悪ったら、食べ物がつまって急性の虫垂炎にもなります。

以下の記事、参考になると幸いです。

 

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中医学は大昔から、普段は腹八分目。病気になったときは、更に減らして腹5~6分目にしたほうが良いと言います。

 

特に風邪を引いて治療する時は、消化・吸収しやすいお粥を薦めて、お腹いっぱいになるのは禁止されています。ステーキなんか、中医学の先生がすすめるのはありえません。

 

風邪を引いた時、ステーキをお腹いっぱい食べてみてください。風邪の熱がまた再発します。なぜなら、体のエネルギーはステーキを消化するために集まって、風邪を追い出す気力がないからです。

 


 

たくさん食べられるのは、もちろん良いことです。

満腹中枢が幸せになるのも、幸福感の1つ。

 

しかし、長年の暴飲暴食は確実に胃腸がやられて、将来的に様々な病気になります。美味しいから箸が止まらない。そして、胃腸が徐々に元気をなくし、体調不良になる。これってやり甲斐がありますか?

 

今のうちから腹八分目の習慣をつけて、腹12分目などの大食いはなるべく止めましょう。