【※本記事は2019-06-08更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は足つぼで便秘・足裏の痛みが治らなかった残念な治療例です。
十中八九は治したのに、この患者だけ治せてないのが悔しいです！
西洋薬のチラージンS、アレジオンの副作用がどれだけ強いのか、身に染みるほど分かりました。
以下からは本文に入ります。
毎朝、地面を踏めないくらい足裏が痛い患者
足底筋膜炎って聞いたことありますか？
私は初めてです。
これは、３ヶ月前に来たおばあさんから聞いた『病名』です。なにか日経新聞かどこかで、整形外科の院長先生がコラムで話したらしいです。
このおばあさんは、足裏の痛みで来ました。
特に毎朝起きて、地面を踏めないくらい痛い。しばらく経てば大丈夫。この症状は、半年前から。
痛いのは大腸反射区の最後の部分です。
膀胱反射区からも近いし、腎臓の経絡も通っているから、いろんな可能性があるわけです。
つまり、可能性は
①『肝腎陰虚』
これは、女性によくある事で、生理が
なくなってからの一つの症状です。
このおばあさんは金持ちの生活だし、
食事で苦労している人ではないから、
栄養はたっぷり取っていて、この可能性は
極めて少ないと思いました。
②反射区から判断すれば、便秘で
反射区が痛くなる可能性も高いです。
舌も脈もいちおう診て、大丈夫だと思って
足ツボを続けるよう説明しました。しかし、
１０回も通ったけど、楽になるのは次の朝
だけ。またすぐ戻ると聞きました。
便通がすごくよくなっている、という話が
あったから②の可能性は排除。
①が原因だったら、足ツボだけでも
足りない『陰』を補給できるはずです。
なんで効かないんだろう？
足つぼの効果が出ないのは、橋本病の西洋薬を飲んでいるから
再び問診表を見た時、以下の問題に気づきました。
橋本病で１０年も薬を飲み続けている。
まさか？？？と思い、
ネッドで副作用を調べた結果、
心配したものが現れました。
足ツボが効かない原因も分かりました。
それは、肝臓と腎臓の慢性中毒です。
足ツボで一所懸命内臓の働きを強くしよう
としているのに、本人はバンバン口から
毒を入れてます。
こんな状態で、足ツボは追いつけません！
みなさんは、副作用で『喉がかわく、眠くなる、
頭痛、倦怠感．．．』を軽視するでしょう？
軽いから大丈夫って。
でも、これは大間違いです！
常識で考えてください。
健康な人は、こんな症状がありますか？
軽く書いてる副作用の言葉については、
またの文章で説明します。
中医学（漢方）の理論で。
いかに『言葉ゲーム』がうまい
人達の裏が見えると思います。
私はこのおばあさんを説得しよう
と思って、頑張って話してみました。
しかし、結果はだめ。
まあ、そりゃそうでしょう。
お医者さんの肩書きもないし、
ただの足ツボ者だと思われるから．．．
西洋薬を止めてくれない患者
このあばあさんとの話は
大体こんな感じです。
①「橋本病の薬は効いてる感じですか？」
「うん．．．効いてるかどうかよく分からない」
「じゃ、効かないんだったら、止めれば？」
「それはだめですね。病院の先生はずっと
飲んでくださいと話しましたよ。」
②「漢方を試してみたらどうですか？」
「苦いから飲みたくない。」
「３日ですぐ効果が出ると思いますよ。」
「．．．」
１０年飲んで何も変わらない薬。
その代わり、半年前から「原因不明」の足裏の痛み。（中医学から言わせば、原因明明ですが）
どうしたら良いですかね？
おわりに
甲状腺機能が弱い場合は、海藻類をたくさん食べればいいのに、病院の先生は『海藻類はだめ』だと話したそうです。
沿海地区に住んでいる人は、海藻類をよく食べるから甲状腺の問題もないし、長生きもできます。
逆に、あまり海藻類を食べない国は、
甲状腺の問題が多いです。
例えばアメリカ人は、海藻類が臭いと言って食べない人が多いそうです。その結果、アメリカ女性が甲状腺病気になる確率はとても高い。
『海藻類はダメ』。
この先生の話の根拠はなんでしょう？
私は不思議でしょうがないです。
（おわり）
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