偏頭痛:10分で治せる症状(2019-02-20更新)

こんばんは。李哲です。

今日は頭痛の一つ:偏頭痛に関して話します。

 

 

偏頭痛は胆のうの経絡と密接な関連性がある

偏頭痛の原因に関して、

いろいろ説がありますが、

今回は経絡の流れから説明してみます。

 

中医学の経絡 理論から見ると、頭の両側を流れて

いるのは足少陽胆経(胆のうの経絡だと考えていいです)。

 

頭の両側が痛い場合は(偏頭痛)、

胆のうの経絡に問題があると考えられます。

 

なぜ問題が出るか?

よくある可能性は:

  1. 考えすぎ(特に決断すること)
  2. 怒りすぎ
  3. 胃腸の問題で、胆のうの経絡を養う力が足りない

(もちろん、これ以外にも原因はあります)

 

この中で1番と2番が大事です。

気持ちと言うのは、非常に身体に影響があること。

 

ここで、中医学と西洋医学の違いを一つ話します。

中医学(東洋医学)は、人の気持ちをすごく大事にしている。

人間の七情六欲 は病気のもとになる、と考えています。

 

それだけではなく、違う気持ちで病気を治すときもあります。

 

例えばうつの人には、笑い番組とか見せてわざと笑わせる。笑いすぎて病気になった人は、威厳な先輩を呼んでわざと怖がらせる。

 

これは、すでに2500年前の『黄帝内経』 に書かれています。


西洋医学では、ここまで内臓との関連性がないですね。

というか、まだ認識が浅すぎです。

西洋医学は見えないものは、認めないから。

 

統計したことがないですが、偏頭痛は女性に多いと思います。

なぜかと言うと、女性は『感情的な動物』だから。

(暴言で失礼しました)

 

偏頭痛を整体ですぐ治した例

今も覚えている実例がありますが、

何年前に一人の女性は偏頭痛がひどかったです。

 

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彼女の場合もそうですが、やはりなにか考えることが

多い感じでした。常になにかを心配して、それで夜には

眠れなくなったりとか。

 

整体で偏頭痛を治療すると、10分くらいで頭痛がなくなります。

万全のため、もちろん頭だけではなくて、肩も首も腰も全部ほぐしておく。

 

流れと言うのは、部分的なものではないですからね。

 

普通は、頭のツボを押すと気持ちよくなり、眠くなりますが、

偏頭痛の場合は、頭を押すと痛くて目が覚めるのです。

 

電気が走るような感じがする、星がたくさん見える、

と聞いたこともあります。(笑)

 

でも、終わった後は、指で押した痛みもないし、

頭痛もなくなります。

頭痛だけではなく、身体全体的に軽くなる。


中国式整体だったら、

これは普通にできるものだと思います。

 

今のPriv Careにも頭痛の方は多いです。
ただ、みんなほかの頭痛以外に腰痛、首が曲がらない、膝が痛いなどの症状が重なっていて、頭痛だけの文章はなかなか書けなかったのです。

 

胆のうの経絡と性格・職業の関連性

中医学で言うと、

胆のうは『中正之官、決断出焉』。

 

その意味は:

決断をするとき、胆のうが働いていること。

 

これにしようか?

あれにしようか?

よく迷う人は、胆のうの機能がうまく働いてないです。

胆のうが弱いとも言えるのです。

 

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逆に言うと、決断ばかりする人は、胆のうの力をかなり使うから、胆のうの力が弱くなりやすいし、胆のうの経絡がつまりやすいです。

 

策士とか、会社の社長とか、製作部の人とか...

こういう人は、偏頭痛になりやすいですね。

 

今までこういう患者は何人見たか分かりません。

 

頭を触れば、頭痛があるかどうかも分かるし、

職業で何をしているかも分かります。

 

でも、こんなくだらないこと分かっても、頭痛が軽くならなかったら、何も意味がないですね(一笑)


足つぼで偏頭痛がその場で軽くなる方もいますが、

整体の後に軽くなる人のほうが圧倒的に多いです。

 

なぜかと言うと、整体は直接につまっているところを

押すことができるから、即効性があるわけです。

 

頑固な偏頭痛もありますが、こういう場合は

刮沙(グァーサ)の登場も必要ですね。

 

1回でダメだったら、2回3回まで。

繰り返しすれば、必ず効果は現れます。

 

(おわり)