10日の漢方で気を失いそうに眠い症状が治り、うつ病も良くなった。造影剤検査で全身の黄疸と腹水になった人、ほぼ治ってきた…などの中医学治療例
【※本記事は2019-11-07更新しました】
こんにちは。李哲です。
ニハイシャ先生の治療日記を翻訳しました。
中国語本文のリンク先はこちら
- 天気が暑くなると倒れる、疲労困憊、倦怠感は完治
- 3週間で肺がんの諸症状が改善
- 造影剤の検査で全身の黄疸と腹水になった人、ほぼ治ってきた
- 自閉症の3つ子
- 成長ホルモン治療で「てんかん」になった子供、発作の時間が短くなった
- ピルの副作用で悪性黒色腫になった若者、必ず救ってくる!
天気が暑くなると倒れる、疲労困憊、倦怠感は完治
10/22/2005、土曜日。
一人目の患者さん、彼女は2回目の診察です。
初診は10月12日。
彼女の症状は、
- 天気が熱くなると急に気絶して倒れる
- とてもうつで落ち込む
- 毎日倦怠感で疲労困憊の状態
彼女の娘さんは今年13歳なのに、まだおねしょします。怖くて友達の家に泊まれないそうです。
初診時に診たら、彼女は虚熱証 。
しかも腎臓の陰と陽が両方足りないので、対応の処方箋を出しました。
彼女の娘さんは「桂枝加竜骨牡蛎湯」。
今日彼女が来て、とても喜んでました。
高校を卒業してから今年の46歳まで、今みたいに体調が良くなったのは初めて。
彼女は漢方薬を飲んだ翌日から体力が増えたそうです。
そして、会議の途中で気を失いそうに眠かったのが治って、現在は同僚よりも体力がある。思考がハッキリして、気持ちまで晴れてます。
彼女はディズニーの関連会社の副総裁が紹介して来た人。
この副総裁は乳がん患者です。
昨日再診察に来て話したのが、もとの主治医に診てもらったら「乳がんはもう治って、状況は非常に良好」だと言われました。
彼女の主治医は女の先生で、私の漢方薬を飲んで良くなったのを聞いてから、彼女が帰る前に「続けて漢方薬を飲みなさい!」励ましたそうです。
彼女の紹介で来た人、またすぐ治っちゃいました。彼女はどう思うでしょう?今は彼女の会社の人たち、みんな私の名前を知っているそうです。
私はこの会社を長寿会社にしてあげるつもり。社員たちがみんな中医学を信じてくれるから。
彼女の娘さんは漢方薬が飲めないから、効果は出てません。幸運を祈るしかないです。
この親子は、治療後の記録があります。
以下の記事、どうぞご覧ください。
3週間で肺がんの諸症状が改善
金曜日に来た肺がんの女性。
3週間の治療で、ほぼすべての症状がよくなりました。
彼女が来たのは、私の漢方薬を飲んでから毎晩2時半に必ず起きる。肝臓のあたりがチクチク痛いからです。
先週彼女にあげた漢方薬は、主に不眠症を治すためです。「酸棗仁湯 」に肝臓の気を流す生薬を入れました。
この処方箋は不眠症を治すだけではなくて、検索エンジンみたいに、がん細胞の転移があるかないかが探知できます。
彼女はこの処方箋を飲んでから、毎晩2時半に起きる症状があるので、肺がんが肝臓に転移した初期症状です。
この時、漢方薬治療はとても簡単です。
理由は2つ。
- 発見が早い。
- 愚かな西洋医学の治療を受けてない。
彼女がもし西洋医学の治療に任せたら、一つの検査を受けるだけで命を落とすかも知れません。
検査で肝臓に転移したのを分かったとしても、何が変わりますか?
彼女は病院に行ってないで、ここに来ました。
この時の治療は難しくありません。
一般的に病気が完治に近づく時、風邪の症状がよく出ます。麻黄湯.小柴胡湯などの症状。だから、中医学では「百病風之始」 (日本語では「風邪は万病の元」)と言います。
これは臨床でも検証されました。
造影剤の検査で全身の黄疸と腹水になった人、ほぼ治ってきた
前の記事で書いた台湾人。
台湾の耕莘医院で胆管CTを撮るために、DIE(造影剤)の静脈注射をしてから、すい臓の値が1000倍上がって脾臓が4倍腫れて、腹水症になった人。
前回の治療内容は以下をご覧ください。
前日連絡がありました。
今は全身の黄疸が消えて、腹水症も治って食欲も戻りました。
大便は病気になってから薄い黄色。
これは胆汁が足りないからです。
漢方薬飲んでから濃い黄色の便通があって、濃い緑汁が混ざる時もある。緑汁は詰まっていた胆汁が流れて出てきたからです。
当時、緊急救命の処方箋を出した時、胆のうの詰まりを治す生薬も入れているから今の症状があったのです。彼はほぼ完治に近い。
しかし、読者の皆さん、どんな事が起きたか分かりますか?
彼は私に質問したのです。
「私は良くなってますか?
処方箋は変えなくて大丈夫でしょうか?
漢方薬は何時まで飲めばいいですか?」
彼は私の診断レベルが心配になったみたいで、病院での検査データを全部空運でアメリカ診療所まで送ってきました。
本当に愚か者。
自分で良くなっているかも分からない。
逆に先生に質問する。
しかも、ゴミにしかならない検査データを送る。
我々中医師は、病気を診る時、西洋医学の検査データを基準にしません。
彼の検査データを貰う前に、彼はすでに9割治っています。
一つの処方箋を10日くらい飲んで、ほぼ正常になりました。
それなのに私が病状を把握してるか、処方箋を間違えるのではないか心配している。
読者の皆さん。
彼のお姉さんが私の親友でなかったら、私は彼を見捨てます。
この例を書いた目的は、みんさんに知ってほしい。
今まで私は処方箋を出す時、1回も西洋医学の検査データを元にしてないです。
中医学は西洋医学の検査で、治療が有効であるかないかを証明してもらう必要もありません。
もし全世界の中医師が重病患者を治した後に、西洋医学の検査で確認する必要があると言うなら、また西洋医学がはびこって世間の人たちを苦しめます。
上の治療例が一つの証明になります。
西洋医学は治療する前に、一つの検査だけでも患者さんの命を奪う可能性がある。
我々中医は何で治った患者さんに、命を落とすリスクを背負いながら検査をさせて、我々中医に必要もない証明書をもらいますか?
自閉症の3つ子
火曜日、三つ子が再診察に来ました。
一人目の子は、まだ体内の冷えがひどい。漢方薬がまずくて飲めないそうです。仕方ないので私は粉状の漢方薬を出しました。もちろん、こうすると効き目はかなり減る。
二人目の自閉症の子、今日私は親に話しました。
「ピアノが引ける、性格が超優しいおばあさんを探したほうが良いです。この子は、音楽で教育したほうが良いから。」
人の大脳で左半球は言葉を管理していて、右半球は音楽を管理してる。
この子は、左半球が開発されてないので、言葉が話せません。しかし、右半球は音楽信号を受けていれている。だから、これが一番の教育法です。
三人目、脳神経麻痺の女の子。大承気湯を処方してから1週間で大便がたくさん出て、今はけいれんが減っている。
今日私は葛根湯を出しました。
大承気湯と葛根湯を交換しながら使って、結果を見るつもりです。
この三つ子は西洋医学の治療の悲劇。
私は子供のために、努力してるところです。
後期の治療結果は、以下の記事にあります。
成長ホルモン治療で「てんかん」になった子供、発作の時間が短くなった
今日再診察に来た13歳の女の子。
成長ホルモン剤を飲んで、背が伸びるところか横に伸びて「てんかん」になった子。
今週はまた2回の発作がありました。
しかし、お母さんが言うのは2回とも短い、20秒くらいで収まったそうです。前と比べたらだいぶ進歩している。
この子は13歳しかないのに、とても肥満症で顔が25歳みたい。そして、顔がとても赤い。これは体内が冷え過ぎて現れたニセの熱証です。
私の処方箋には、1日で生のトリカブトを10gまで使っています。
彼女の暑がりはだいぶ消えたけどまだある。
彼女が言うのは「前よりだいぶ涼しくなりました」
このような極度の裏寒で現れた熱証は、大量のトリカブトを使わないと治せません。しかし、一般的の漢方医は熱を見ると、寒い生薬ばかり処方している。すごい熱いトリカブトなんかは考えようともしてません。
超肥満症の患者さんが暑がり.食欲がとてもある.冬に寝る時熱すぎて窓を開けないと寝れない.布団も要らないの時、大量の石膏など使うとどんどん熱くなります。
私はこんな時、生のトリカブトを使います。
患者さんは飲んでから、どんどん涼しくなり、真夏でも寒気がすると言ってました。
患者さんは暑がりが治るだけではなくて、体重も一直線で落ちてます。一般の漢方医は想像もできないでしょう。
ピルの副作用で悪性黒色腫になった若者、必ず救ってくる!
もう一人の患者さん、24歳。
昨日診察に来ました。
彼女は西洋医学の細胞検査で、悪性黒色腫( あくせいこくしょくしゅ、メラノーマ、)だと診断されました。
この病気は西洋医学で一番致命的な皮膚癌。
彼女のお母さんは私の生徒。
だから、彼女は西洋医学の治療を受けてません。
以下は彼女の自覚症状。
読者の皆さんも私と一緒に診断してみましょう。
彼女は16歳の時、ショッキングで生理が2年止まったそうです。
夏休みを利用してフロリダ州に戻った時、彼女は診察に来ました。当時、私は「当帰四逆湯」 を処方しました。生のトリカブトは10gも入れて。
「当帰四逆湯」 を飲んで次の日に生理が来ました。
しかし、彼女は煎じ薬がまずくてちゃんと飲んでない。生理も止まったり来たりしてました。
その後、彼女は自分でピルを飲んだそうです。
そしたら生理は毎月ちゃんと来ました。
しかし、今は悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ、メラノーマ、)になったのです。
私は彼女に聞きました。
「睡眠はどうですか?」
「不眠症です」
「便通はどうですか?」
「不規則です」
「生理の前に胸が張ったりしますか?」
「ないです」
「足は温かいですか?」
「とても冷たいです」
彼女の督脈を押してみたら、第三胸椎の下のツボ(身柱穴)がとても痛がってました。
皆さんは、彼女の病気の原因が分かったでしょうか?
中医学は同症同治です。
彼女は肺がんの病名ではないけど、治療法は同じ。
彼女は必ず救えます。
何故かというと、西洋医学の治療が入ってない。
そして、彼女のお母さんが私の生徒だから、漢方薬を信じている。これが治る一番の原因です。
彼女の病気は、
生理さえ治せば悪性黒色腫も同時に治ります。
ピルが悪性黒色腫を作り出した元凶!
毎日たくさんの例があるのに、書く時間がなくて体表的なものしか書けません。
世の中の中医師は、私の用心を察知して欲しいです。
治療日記の中には、たくさんのヒントがあります。
でも、処方箋は公表しません。
一旦西洋医学の製薬会社に持って行かれたら、彼らしかできない抽出技術で特許を取り販売したら、中国人は手軽に漢方薬が飲めなくなるから。