こんにちは。李哲です。
今日は孫培栄先生の鍼灸医案です。
(当院の治療例ではないので、間違わないで下さい)
翻訳文
【治療例一】
董君。61歳。
江蘇省出身。
住まいは台北市愛国東路。
舌が硬くて、腫れて口の中にいっぱい。
話せない。
よだれが垂れる。
すでに5年も経っています。
治療に来たのは、1966年4月20日。
刺したのは、唖門、風府、関衝、合谷穴、廉泉。
数回で治りました。
【治療例二】
朱君。64歳。
安徽省出身。
住まいは、台北市中華商城。
主訴はベロが硬くて話せない。
治療に来たのは、1967年5月1日。
同じツボを刺して、5回で完治。
李哲 感想:
ベロが腫れて口の中にいっぱいの患者さんは、まだ診たことがないです。
おそらく現在は、このようなビックリする症状だったら、病院に運ばれて鍼なんか先に選ぶ人はいないでしょう。
孫培栄先生の治療穴を見ると、唖門、風府、関衝、合谷穴、廉泉。
関衝だけ最初は気になっていたけど、三焦経が舌に絡んでいるので、刺したと思われます。
関衝だけ最初は気になっていたけど、三焦経が舌に絡んでいるので、刺したと思われます。
私なら唖門.廉泉などは思い出すけど、関衝までは思い出せないですね…
関衝を除いた4つのツボで、どのくらい治療の差が出るか、気になります。