私のオジサンとおばさん(5)(2018-02-21修正)
こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事です。
3番目のおばさんが言うのは、オジサンは痛風発作で歩いて来れない。
痛風には鍼も効果が著しいのに、来てないのは残念です。
今度痛風の記事を書きますので、鍼でどのくらい良くなるかご覧ください。
2017年8月17日。
おばさんはいろいろ用事があって、1ヶ月以上来なかったです。
今日の主訴は、腰痛。
あと、手指関節のこわばりと手指関節痛。
便秘症。
リウマチの症状が出たのは、きっと何か飲んだと思います。
西洋薬、なかなかその害を知ってもらえない…
おばさんが言うのは、鍼してから一番分かりやすいのは3つ。
①リウマチの手指関節痛が1回でも良くなった。
②睡眠の質が前よりとても良くなり、特に鍼したその日はとても良く寝れる。以前は睡眠導入剤をよく飲んだけど、今はたまにしか使わない。
③前回の膝痛が2,3回の鍼で治り、今は階段の昇降でも痛まない。
他にも汗をかくようになったとかあるけど、おばさんはバドミントンをやっているからだと思うみたいです。
まあ、どうでも良いですが。
良くなれば誰の功労だとか、争う必要もない。
今日刺したツボは、腎兪、大腸兪、京門、陰谷、委中、大チュウ(骨会)、天柱。合谷穴から後渓穴までつなげる。照海、支溝、三陰交、太衝、中脘、関元、天枢、巨闕。
腰痛はまだ回数がかかりそうです。
内臓から来る痛みなので、腎臓の強化には時間がかかります。例え漢方薬を飲んだとしても、何ヶ月かはかかるでしょう。
週2,3回のペースだったら、もっと効果が溜まって変わると思いますが。
週一のペースで、どれだけ内臓の再構築ができるのか、まだ分かりません。(たまには1ヶ月も来ないし)
おばさんはこの前新幹線に6時間くらい乗ったら、座っていてもめまいがすると言ってました。
西洋医学では三半規管かなんかの問題だと言い、下船病という病名をもらったそうです。
下船病?
へえ~~~私は初耳です。
面白いのは、おばさんが以前下船病で苦しんで病院に行ったら、病院の先生が言うのは:「発作した時に来てください!」
おばさんが私に言うのは、「その時はめまいで立つこともできないのに、どうやって病院に行くの?」
こんな先生の発言、もう笑うしかないですね。
私は中医学の考え方を教えました。
船酔い、車酔いなどは、胃に水が溜まっているから、めまいと嘔吐がします。
胃が冷えているので、水を飲むと水蒸気になれなくて、冷たい水のまま胃袋の下に止まるのです。
この水がある程度溜まると、体が揺れた時に頭も一緒に揺れてめまいがする。
根本は胃にあり、三半規管ではない。
中脘に毎日お灸をする。
若しくは鍼を続ける。
若しくは漢方薬。
以上の3つで、どちらも車酔い.船酔いを治せます。
西洋医学では内耳.三半規管の問題だと言っているのに!胃とめまいが関係がある訳がない!と反論する方。
西洋医学の理論で三半規管を調整してみて下さい。
それで治るなら、西洋医学の理論は正しいと思っていいです。
治らなかったら、西洋医学の理論は間違い。
逆に、中医学の理論で治療して治ったら、中医学の理論が正しい。
これは筋が通る話でしょう?
訂正:
下船病.船酔い.車酔いの原因は、胃に水が溜まるのではなくて、横隔膜に水が溜まる。
打ち間違えて失礼しました。