外出先で急の腹痛、下痢を止めるツボ:腸関(ちょうかん)、押すだけで効果あり!

(※2019-02-10更新しました)

 

「外出先でお腹が痛くて、便が出そうなのに、トイレが見つからない…」

「電車に乗ったとき、お腹がギュルギュル鳴って下しそう。しかし、特急列車だから30分後に停車する… 」

 

大丈夫です!

今日紹介するツボは、効果バツグンのストッパー作用があります。ぜひ活用して下さい。

 


 

こんにちは。李哲です。

今日はツボのマメ知識です。

 

外出先で便意が出たのに、トイレを見つからない。

このときは、手首から上3寸の所:腸関(ちょうかん)を強く押せば、便意が緩和します。

 

腸関(ちょうかん)の位置は、手首の横紋(内側)から上3寸。

尺骨と筋肉(手掌面)の間、凹んだ所。

このツボは、強く押すと響きます。

 

以下の簡易図。

 

腸関は手首の内側の横線から測ります。

 

【▲ 腸関は手首の内側(小指側)の横線が終わった所から測ります。横線が2つ、3つある方は、手掌に近い線を基準にして下さい。】

 

手首の内側から上3寸の距離が「腸関」

 

【▲3寸と言うのは、第2~5指の間の距離です。指先と指先の間ではなくて、指の真ん中あたりの距離です。】

 
手首の内側から上3寸の距離が「腸関」

 

【▲腸関は、手首の内側の陥凹部(横線が終わるところ)から、上3寸の場所です。】 

 

 


 

以前、鍼灸専門学校に通った時、中国鍼を教える先生が面白い経験談がありました。

 

飲み会でマズイものを食べたのか、帰りの電車でお腹が痛くなったそうです。

いじでも降りないで、腸門を押し続けたら痛みがなくなりました。家のトイレに駆け込で、腸門を押した手を離したら便がドバっと出たそうです。

 

お腹が痛くなってから、家に帰るまでは、なんと40分!

 

私も使ったことありますが、確かに便意が一時期的に止まります。

10分くらいは我慢できたけど、さすがに学校の先生みたいに、40分は試したことないですね。

 

外出先でお腹が痛くなって、トイレが見つからない時、腸門はきっと役に立つので、覚えたほうがいいです。