1回で緩和した寝違え(カッサー、整体)(2018-02-21修正)

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こんにちは。李哲です。

今日は鍼治療の例ではなく、カッサーと整体と刺絡の例です。

 

2017/11/17。


朝、日本にいるおじさんから、急の電話が入りました。

 

今朝起きたら寝違えて、首が回らない。

車運転しているのに、首が回らないから後ろが見えなくて大変。

 

おじさんは急いで昼間に来たのです。

 

首を回した時に痛いのは、右の首と頭の繋がる所(風池穴あたり)から肩にかけて。そして、右肩周りも痛くて肩が上がらない。

 

鍼の場合、左の絶骨穴に1本だけ刺せば良いけど、鍼を怖がっていたので指でちょっと押しました。

 

あとは、カッサー。

首から肩周りにかけて、大量の赤黒い点々が出ました。

 

施術は20分くらいで終わり。

 

肩はだいぶ良くなって、腕がかなり回る。

首も左右に曲がれるし、痛くない。

(朝は車運転の時、痛くてずっと首を揉んでいたそうです。)

 

すぐ来て良かったと言ってました。

 

おじさんは痛風もあって、まだ治ってないみたいです。

 

私が見たら左の親指は腫れたまま、以前よりは腫れが引いたけど、まだ歩く時に痛いそうです。

 

鍼をすれば良くなると勧めたけど、鍼は要らないと言うので、簡単な刺絡をしてあげました。

 

黒い血を何滴か出した後、おじさんが言うのは軽くなった感じ。もっと腫れて歩けなかった時に刺絡すれば良かったなーと嘆いてました。

 

本当は鍼のほうが良いけど、仕方がないので折衷の方法(刺絡)を選びました。

 

いつか鍼を求めて来たら、やってあげようと思います。

 

鍼灸院始めてから、整体もカッサーも久しぶりです。

 

おじさんは鍼を怖がっていたので、整体の技も知って良かったと思いました。

 

今でも首肩の硬結がひどい患者さんは、たまに指で押す。

 

鍼だけで足りない時があるので、その時は役に立ちます。

 

良くなるんであれば、カッサー.整体…

 

何でも使うのがこちらの考え方です。