血圧を下げる即効性が証明された鍼治療例(2019-03-12修正)

 

血圧が200を超えて、頭がフワフワする女性患者

こんにちは。李哲です。

今日は私の鍼灸治療例です。

 

女性、60代。

長く通っている方です。

いろいろ不調があって治療に来てますが、この前の出来事を書こうと思います。

 

2017年10月26日。

彼女が言うのは:

頭がフワフワする。

お父さんのかかりつけ医に診てもらったら、血圧計(デジタル式)では測りきれないくらいの数字が出た。おそらく血圧が200を超えている。

 

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病院で点滴をしてから160に下がった。

点滴した日は、30分に1回トイレ。

1日で多分50回はトイレ行っている。

 

小便の色は透明。

脈がとても速くて100以上/分。

 

今日は続けて西洋薬を飲むか迷ったけど、先に鍼を試しに来たと言ってました。

 

いつものツボ以外に、曲池と陽陵泉を追加しました。

(この2つは血圧を下げる有効なツボ。)

 

鍼が終わってから、私は彼女に説明しました。

「おそらく心労と睡眠不足が原因でしょう。」

 

彼女もいろいろストレスが強いと教えてくれました。

 

2回の鍼で朝の血圧は140,フワフワする感じはまだある

 

2017年10月28日。

血圧は110くらいになった。

前回の帰宅後は、気分的にもすごく楽だったそうです。

 

ただし、歩いたり立ったりするとフワフワする。

平衡感覚がなくなったみたいに。

 

今日も前回と同じツボ。

 

血圧を下げる鍼の即効性が証明された

血圧を下げる鍼の即効性が証明された

 

2017年10月31日。

血圧は110くらい。

朝は140。

彼女が少し高いと不安に思っているので、私は説明しました。「朝の140は高くないです。」

 

フワフワする感覚はまだある。

疲れた時に出やすいそうです。

 

今日もいつものツボですが、珍しく置鍼している間に寝たそうです。

そして、帰りに彼女が言うのは、「両足がいつもは鍼したあとにだるくなるのに、今日は逆に軽いです。」

 


 

2017年11月3日。

風邪ぎみで両こめかみの方が痛い、頭頂部が痛い、左肩の後ろが痛い。

 

液門穴と三間穴で風邪の対策を立てました。

あとはいつもの鍼。

 

帰る時、「左肩の痛みはだいぶ良くなった」と言ってました。

 


 

2017年11月7日。

また風邪を引いた。

喉痛、咳。

 

今日はイライラする事があり、血圧がまた170まで上がって、心臓がバクバクする。

 

公孫+内関で心臓がバクバクするのを治し、三間穴と液門穴と風門穴で風邪の対策。他の鍼は同じ。帰りに彼女は「だいぶ良くなった」と言ってました。

 

血圧と脈拍を両方とも下げた鍼の即効性

 

4回目の鍼で朝の血圧は130,脈拍は80代になった 

2017年11月11日。

咳などほぼ消え、血圧は安定している。

昔から心拍数が早かったそうです。(90/分)

 

今日は脈が速いのを治すために、内関.神門などを刺しました。

 


 

2017年11月14日。

血圧は安定している。

今朝の血圧は130。

脈拍は80代になりました。

 

風を引きそうなのか、両こめかみの方が痛い。

今日ツボは、少しアレンジしただけ。

 

その後は、毎週治療に来てますが、血圧の話は聞いてない。

まとめ:高血圧症治療で、鍼は非常に安全で有効な治療法

彼女の例を見ると、何点か分かるのがあります。

 

1.血圧は200超えても、危険だと断言できない

 

頭がフワフワする感覚はあるけど、高血圧症だから脳の血管が破れたり、それは無いのです。

 

病院の先生が血圧を下げないと危ないと言うのは大げさな話で、患者さんへの脅かしである。

 

2.血圧降下薬は後々で大きなトラブルを起こす 

彼女の陳述から見ると、血圧降下薬は明らかに利尿剤です。

1日50回のトイレ。

 

ニハイシャ先生の記事(翻訳文)を含めて、高血圧症の西洋薬を話しましたが、これは利尿剤。血管の中の水分を出す事で、血管の圧力(つまり血圧)を下げるのです。

 

緊急時には良いけど、命に別状がない時、ただ単に血圧を下げるだけではダメ。後々になって大きな問題が起きます。

 

なぜなら、血液にもある程度水がないと流れないからです。

 

血圧降下薬で血圧を下げるだけでは、根本的な問題解決にはならない、逆に問題が増える

血圧降下薬で血圧を下げるだけでは、根本的な問題解決にはならない、逆に問題が増える

 


 

もう一つは、利尿剤を飲むと、腎臓と膀胱は働かなくても済むので、長期間血圧降下薬に頼ると腎臓の退行性変化(退化)が起きます。人間は1ヶ月寝たきりになれば、歩き方すら忘れるのと同じ。

 

3.ツボは曲池と陽陵泉で十分血圧は下がる


足りなかった場合、百会、天柱、大チュウ(骨会)、腎兪など体質によって選びます。

 

西洋薬と違って、鍼は副作用がなくて効果は著しいです。

 

高血圧症.心拍数が速いけど、西洋薬を飲みたくない方は、ぜひ針を試して下さい。