助けたいけど助けられない卵巣がんの腹水

【※本記事は2019-04-30更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

今日はアメリカの中医師:鄭智城先生*1の文章を翻訳しました。

 

末期がんの腹水、呼吸困難、腎不全を治す処方箋:「真武湯」を紹介した記事です。

 

中国語本文のリンク先は、

爱莫能助:卵巢癌晚期患者亲人的电话_郑智城_新浪博客

(2011-10-21 05:12:44)発表)

 

 

卵巣がん→腎不全→腹水で、病院の先生も手を上げた患者

 

昨日、一人の中年男性がミネソタ州有名なメイヨー・クリニック(Mayo)から電話してきました。

 

電話の中では、とても疲れた声でした。

自分の彼女が卵巣がんになって、抗がん剤と放射線療法をしたけど効果がない。お医者さんも両手を上げて、慰めるしかできないそうです。

 

患者の主な問題は、腎不全から来る腹水。

 

中年男性は私のブログ記事で、末期肝臓がんの腹水を治療したのを見て、「なにか良い薬がないのか?」と聞いてきたのです。

 

私は答えられませんでした。

 

私が治せないのでなくて、治したくないからです。

なぜなら、「治る」と言うのはハイリスクだから。

 

西洋医学は「合法的な殺人資格」があるけど、中医学はない!

 

中医学は西洋医学と違います。

合法的な「殺人資格」がありません。

License To Kill!

 

西洋医学は患者さんにたくさん同意書にサインしてもらって、昔いわゆる生死状(自分が死んでも、相手は責任を取らない約束)を書く。

 

しかし、中医学はできますか?

ダメでしょう?

 

たとえ漢方薬治療で良くなったら、言う事ありません。

しかし、何かの問題が生じた時、皆さんもご存知のように病気治療は順風満帆ではないです。良くなったり悪くなったり、波があるのです。

 

何か少しでも悪くなった様子があったとき、患者さんの親族は必死に電話かけて来ます。

 

その溢れる緊張感は、十分あなたを殺す。

あなたの努力とリタンは、全然比例になりません。

 

病院の癌治療は、やればやるほど悪化する、例外なく!

 

以上の事を考えて、私は腹水を治す方法をここで発表します。

皆さん自分でメモして下さい。

 

一番先に説明したいのは、西洋医学で癌を治すのは、全然当てにならない。

 

治せば治すほど悪化する、例外がありません!

 

手術、抗がん剤、放射線、抗生物質、ステロイド剤。

何回も強力な斧を出した後、患者さんは半殺しになって、生命力がほとんどありません。

 

具体的に言うと、身体の重要な臓器が全面的に衰弱。

もっと具体的に言うと、心不全.肝不全.腎不全になります。

中医学の『傷寒雑病論』でいう「少陰症」と「厥陰症」。

 

肝不全と腎不全だと、水腫が起きて、身体に水が溜まり始めます。

 

腎不全→尿閉→腹水→嘔吐、呼吸困難になる

 

この卵巣がん患者さんは腎不全で尿閉、尿が出なくなりました。

水が出ないと、患者さんは必ず嘔吐が始まります。

 

だから、この卵巣がん患者さんは今嘔吐が激しい。 

西洋医学は胃液を抽出することで、嘔吐を止めています。

 

水が溜まりすぎると、心臓に負荷がかかるので、患者さんは現在呼吸困難がある。中医学では、この現象を「水気凌心」と言います。

 

腹水を治す処方箋は真武湯(しんぶとう)

 

以下は各生薬の効能を説明したもの。

 

  • 中の附子(トリカブト)は心臓と腎臓、この2つの大事な臓器を刺激する
  • 白朮は胃腸の動きを強化して、水を排出
  • 茯苓は利尿作用以外に、心臓の強化にも良い
  • 芍薬は平滑筋のけいれんを止めて、鎮痛剤になるし利尿作用もある
  • 生姜は嘔吐を緩和する

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生姜の画像


自分の祖先の名前も忘れて、中医学は癌治療ができないと言った人たち、ちょっと真武湯(しんぶとう)を研究してみて下さい。

 


  

もし、患者さんの嘔吐がひどかったら、生姜の量を増やす。

小便の出が悪かったら、茯苓の量を増やす。

 

とにかく真武湯(しんぶとう)は、すべての末期癌の症状を含んでいます。

 

あなたが大腸がんであろうと肝臓がんであろうと、卵巣がんであろうとわけわからん癌であろうと、西洋医学の無茶苦茶治療を受けて最後になると、必ずむくみ(水腫)が出ます。

 

この真武湯は、最後のむくみ(水腫)を治す元祖処方箋で、あとからたくさんの処方箋が派生してます。例えば 実脾飲、五苓散.苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)などなど。

 

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桂枝(けいし)の画像

 

まとめ:腹水を治せるのは、中医学しかない

 
中医学は水腫の治療では、とても経験が豊富です。

西洋医学の物理的な腹水を抽出のと、レベルが違う。

 

西洋医学は検査で癌だと分かります。

分かって、なにか役に立ちますか?

治せますか?

 

この卵巣がん患者さんは現在、腹水を抽出する機械で延命治療しています。

しかし、毎回抽出した後は元気がなくなり、血圧が下がって、心臓の動きも止まりそうになる。

 

もっとも残念なのは、水を抽出することができても、あとの回復治療はどうするのか?がわからない。

 

西洋医学の手に入ったら、患者さんは十中八九「死」です。

 

この記事を見た人は転載して下さい。

西洋医学の治療で死にそうになっている人たち、自分で自分を救って下さい。

 

李哲の感想:腹水には漢方・鍼灸がオススメ

道ばたで、つらそうに歩いている方を見るたびに話しかけようとするけど、止めました。きっと私が不審者扱いにされて、詐欺師だと思われるから。

 

患者と先生には、縁が必要です。

しかも、信じてくれないと治せない。

 

上記の鄭智城先生が話したように、治療で良くなった場合は、患者の家族もハッピー。文句なし。

 

しかし、少しでも悪化した場合、全部漢方薬のせいにして、責任を問うのです。

 

病院は?

すでに同意書にサインしたから、法律上で問題はない。

 

こんな不公平感、差別。

あなたが漢方医・鍼灸医ならどう思いますか?

 

腹水は末期のがん患者に現れる症状です。

危ない症状ですが、漢方薬・鍼灸ではなんとか治せる。

 

以下は一つの鍼灸治療例、参考になると幸いです。

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li-hari.hatenablog.com

 

漢方薬はさらなる効果があるので、ぜひ信頼できる漢方医に診てもらってください。海外の漢方医は、台湾漢唐中医診療所をオススメします。

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li-hari.hatenablog.com

 

*1:鄭智城先生の紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外) をご覧ください。