【※本記事は2019-04-25更新しました】
体から汗が出るのは正常な反応です。
しかし、顔だけ汗が出ないのは異常。
中医学では何か治療法があるのか?
実は簡単に治せる方法があります。
以下の記事で、その対策を紹介します。
顔だけ汗が出なくて、タコみたいに赤くなる女性
こんにちは。李哲です。
今日は1人の女性の例。
彼女の自覚症状は、他のところは汗をかくけど、首から顔までは汗が出ない。
最近、体力を付けるために運動をし始めたそうですが、途中で頭に汗が出なくて、顔がタコみたいに真っ赤になるそうです。
「余りにも赤いから、とても恥ずかしいです」と、彼女は言ってました。
汗が出ない原因は、寒気で皮膚の穴が閉まっているから
汗をかかない原因は、西洋医学の言葉で言うと、顔と頭の皮膚の穴が開かないからです。
中医学の理論では、「寒則縮、熱則脹」と言います。
つまり、皮膚の穴が開かないのは、寒気が潜んでいるから、縮まって皮膚の穴が開かないのです。
寒気が潜んでいる原因は、いろいろ考えられます。
西洋薬の副作用.ダメな食事の蓄積など。
もう一つ、皆さんがよく無視しやすいのが冷房。
長年冷房に直接当たると、汗をかかなくなります。
皮膚の穴が開こうとしても、外側に冷房があるから、皮膚の自動化に穴を開ける作用が退化するのです。
冷水で洗って、顔からも汗が出るようになった
どうすれば良いか?
治し方は、漢方も足ツボ.整体も要りません。
私は彼女に言いました。
「頭を洗うとき、温水ではなくて冷たい水で洗って下さい。何回か洗うと、自然に汗をかくようになります。」
2~3週間後、彼女が来て言うのは、「冷水で頭を洗って見たら、本当に汗をかくようになりました!もうタコにはなりません。」
中医学の理論の根拠とまとめ
以上の方法が効くのは、その根拠があるのです。
寒気で皮膚の穴が閉まったでしょう。
だから、もっと寒くさせると今度は熱くなり、熱くなると皮膚の穴が開くのです。
これを中医学の聖典『黄帝内経』では、「寒極生熱、熱極生寒」と言います。
文字通りに翻訳すると、
寒すぎの場合は、逆に熱くなる。
熱すぎの場合は、逆に寒くなる。
そんな事ありえない!と反論されると思いますが、地球の氷河期など考えれば有り得る事だと思います。
ずっと寒くなるのではなくて、ある日温かくなって、人類などの生き物ができたのではないでしょうか。
手だけ汗をかかない。
下半身だけ汗をかかない。
...
このような悩みがある方は、以上の方法を試してください。
なんの漢方も要らないし、これで汗をかくようになったら、とても良い事ではないでしょうか。