脳血管障害の予防になったのは、薬のおかげ?鍼のおかげ?
こんにちは。李哲です。
今日は私の鍼治療例。
脳血管障害になってないのは、薬のおかげか、鍼のおかげかを討論しました。
病院の薬を飲んでいるけど、脳血管の状態が良い
患者さんは、一人のおじいちゃん。
長く通ってくださる方で、以前記事に書いた事があります。
おじいちゃんは去年、たまにめまいがするので病院に行って検査したそうです。
特に原因が確定できず、病院の先生が言うのは、「脳の血管が少し狭くなっています。」そして、脳の血管を広げる西洋薬を処方したそうです。
この話を聞いて、私は「鍼治療でも脳の血管の流れが改善します。その西洋薬は飲まないでほしいです。」と言ったら、おじいちゃんは進退両難の表情でした。
おそらく以前から長くお世話になった主治医でしょう。
私は1回だけ助言して、その後は止めました。
ただ、脳への流れを良くするためのツボを刺しています。例えば天柱、大ちゅう(骨会)、腎兪、百会など。
今年、おじいちゃんは数ヶ月ぶりにまた病院で検査をしました。
「脳の血管は悪くない。薬が効いているから続けて飲みなさい。」と病院の先生は話したそうです。
おじいちゃんの話を聞いて、私も一安心しました。
病院の薬で脳血管障害の予防になるなら、なぜ脳血管障害の患者が山ほどいる?
西洋薬のおかげで、脳の血管が良い状態をキープしていると思う先生は、もう一度考えてほしいです。
そんなに効くなら、
なぜ脳血管障害の患者さんは、減らないですか?
皆さんの飲む薬が、まだ足りないでしょうか?
患者さんが薬を止められない難境
おじいちゃんが西洋薬を止められないのは、何かの理由があるでしょう。
優しい主治医の処方に反対できない。
でも、鍼治療も続けて受けたい。
他にも、いろんな事情があるかも知れません。
西洋薬を飲んでいるとしても、ここに来る限り私ができることは全部やります。
その心境は、以前の記事に書きました。
病院の薬or鍼の効果は、どうでもいい
おじいちゃんの日常生活が順調で、以前と同じように山登りができて孫たちと遊べるようになれば、私はそれで満足。
西洋薬のおかげで良い状態をキープしているのか、針のおかげで良い状態をキープしているのか。
これは、もうどうでもいい。