慢性膵炎からくる背中痛が消失、尿もれもなくなった
【※本記事は2019-07-06更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は私のおばさんたちの施術記録。施術日は2018-10-20です。
前回の施術記録は以下をご覧ください。
2番目のおばさん:慢性膵炎からくる背中痛、尿もれが消失
2番目のおばさんが言うのは、
「この前に刺した針は以前のと違う、すごい効いた。左腰上と背中の痛みはなくなったよ」
2回の鍼で、慢性膵炎から来る背中の痛みは消失。
ただし、小麦類を食べると消化できない・胃がムカムカする・胸焼けはまだあるので、完治はしていません。もう少し続ければ、逆流性食道炎の症状も消えます。
前回おばさんの言葉で、急にひらめき。
一般的な腰痛ではなくて、膵炎の治療をして良かった!
中医学では膵臓が脾臓に属しているので、治療するときは脾兪・章門・公孫などで治せます。
左腰の上、肋骨の下が痛い。(右側が痛い場合も稀にある)
もしくは左肋骨の下(脾臓のあたり)が痛い。
そして、胃が重くて膨張感がある、胸焼けがする、胃がムカムカ。このような症状が同時にある場合は、慢性膵炎の可能性が高いです。
慢性膵炎はほったらかすと、最終的に膵臓がんになる。
上記の症状が現れたら、すぐ鍼灸治療を受けてください。初期段階なのですぐ治せます。
以下は膵炎からすい臓がんになった患者の治療例。
参考になると幸いです。
西洋医学はすい臓がんを確認するために、生検を良くすすめていますが、内臓に針を入れる生検は、絶対にやらないで!
生検したあとに、すい臓がんだと確定診断できたとします。だから何?
すい臓がんは、生検で治りますか?
すい臓がんで西洋医学の手術・抗がん剤を受けても、せいぜい6ヶ月の寿命。ごくまれに1~2年生きる人もいます。ほとんどの方は、手術してから6ヶ月以内で死亡。どちらにせよ、死ぬ道1本しかありません!
あなたが一旦生検して手術もしたら、素晴らしい漢方薬・針灸でも救えない。寿命を延ばして痛みを減らすだけです。
最初から西洋医学の治療でなくて、中医学の漢方薬・鍼灸治療のみだったら、まだ治す可能性が高い。
中医学はすい臓癌なのか、若しくは膵炎なのかが簡単に分かります。野蛮な内臓を傷つける検査は要らない。それだけではなくて、針灸は気持ち悪い・吐き気がする・食欲不振などの膵臓がんの症状を治せます。
唯一に治せないのは、生検したあとに生じる内臓痛。人為的に内臓に穴を開けて生じた痛みなので、自然な鍼では治せません。
すい臓がんの原因に関しては、ニハイシャ先生の治療記事を参考にしてください。
コーヒーと甘いものには気をつけないといけません。
2人のおばさんはオシャベリするとき、もう一つの改善点がありました。
2番目のおばさんが言うのは、「くしゃみしたとき、尿が漏れるのが消えた」
これは臍下の関元・気海・中極など刺しているので、良くなったと思います。というか、おばさんたち話してない症状がちょこちょこありますね。
「そういえば~○○症状が消えた」という患者さんは、よくいます。
以下はその中の1人。
3番目のおばさん:騙されて女性ホルモン剤を使用していた!
腰痛は少し軽くなったそうです。
便秘は麻子仁丸を飲むと出る感じ。
朝起きたとき、かかとが痛くて歩けない。しばらく壁に手を当てて歩くと、痛みが徐々に消えるそうです。
私はおばさんに話しました。
「朝かかとが痛いのは腎虚証が原因です。おばさんの腎臓は本当に良くない。」
かかとの痛みと腎機能の関連性は、以下の記事で詳しく説明しました。
おばさんは私が毎回「腎虚証」だと言うので、少し前にわざわざ病院の尿検査を受けたら「尿タンパクなどもない。腎臓は大丈夫だ」と言われたそうです。
本当に!こんなに腎臓がボロボロになっているのに、腎臓は正常だと言うんですね。
西洋医学の検査は信じてはいけません。
中医学でいう「気」、「瘀血」などは精密検査をしても見えないから。
尿検査などに異常が出たときは、すでに重症化になっています。
中医学は独自の診断基準があるので、腎虚証だと判断します。
西洋医学の診断で決めるものではない。
西洋医学の診断は、患者さんにニセモノの安心感を与えるだけです。
たくさんの患者さんは辛くて病院に行ったのに、検査は正常だと言う。つまり、治すようがない。
しかし、症状がある時、中医学ではすでに治療を始めて、つらい自覚症状を治します。
どちらの医学が、あなたの役に立つでしょうか?
仰向けで針をするとき、お腹になにか貼っていました。
おばさんに質問したら、なんと女性ホルモン剤のパッド。生理をこさせるためだそうです。
隣の2番めのおばさん(お姉さん)はダメ口で話しました。
「もう50歳過ぎているんだから、生理がなくなるよ。そんな物貼ってどうするの?」
3番目のおばさんの答えは、「生理が来ないとあちこち辛いからだよ。これを貼ると生理が来て体も楽」
更年期障害、閉経後の体調不良は鍼灸で治せます。
普通のマッサージ屋さんでも、女性ホルモン剤より効果があって副作用がない。
体調不良が治せないから、50歳なっても生理をこさせる西洋医学はすごいですね!
健康的な生理は、様々な自覚症状で判断できます。
病院の検査なんか要らない。
女性ホルモン剤は母乳を増やす事ができるので、アメリカでは乳牛に飲ませて生産量をあげています。おかげでたくさんの乳牛が乳腺炎になっている。
人間が女性ホルモン剤を飲むと同じです。
母乳が乳房に溜まりすぎて、乳がんのもとになる!
女性ホルモン剤で乳がんになったら、今度は乳房全摘出をして、わきのリンパ節郭清もするつもり?
また、女性ホルモン剤は子宮体がんとも深い関係があります。
今度子宮がんになったら、なぜ子宮がんになったかも説明せず、「子宮と卵巣の全摘手術をしましょう!」と勧めますか?
以下は私が日本の鍼灸専門学校で使った国家試験問題集の1ページ。
解説項目2の所をよく見てください。
「子宮体がんは、卵胞(女性)ホルモン服用者に起きる」
それでも、ピルなど女性ホルモン剤は安全だと思う人は、どうぞ自分の体で試してください!