コーヒーを止めて2ヶ月、便通が絶好調!
こんにちは。李哲です。
今日はある方の記事を紹介します。
何年か前に、コーヒーを飲み続ける女性から聞いたことがありました。「コーヒーを飲むと便通が良くなるので飲んでいる」
これが理由で、コーヒーは体に良いと思い込む人もいるでしょう。
しかし、コーヒーを止めて逆に便通が絶好調だと聞いたら、あなたは困惑するはず。どちらが正しいのか?
コーヒーで便通があるのは、簡単に解釈すると以下の通り。
コーヒーは胃腸に悪い・負担になるから、体はそれを出そうとします。だから、便通があるわけ。
ほかの例をたとえると、腐った肉を食べても下痢として便が出ます。この時、腐った肉は体に良いと言えないでしょう?
体に良いというのは、一つの効果だけではない。必ず様々な面でいい効果が現れます。
コーヒーで便通は良くなるけど、胃酸増加で胃が荒れる、冷え症になる。睡眠の質が下がる。このようにメリットが1個あって、デメリットが2個も3個もあるのは体に良い物ではないです。西洋薬がまさにこんな感じ。
上記の彼女の記述を見ると、「便通がすこぶる良い・胃が軽い」と書いてあります。
胃と腸。
この2つの消化系は、非常に大事な臓器。
中医学ではどんな病気を治すときでも、必ず胃腸を強化します。免疫力が稼働するために必要なエネルギー(気)は食べ物から来るので、胃腸が弱いとダメです。
美味しくご飯が食べられる。
そして、大便が毎日たくさん出る。
健康な人であれば、必ずこの2つの症状があります。これは常識で、どの国の人でも納得できるもの。
皆さんは様々な健康法を試すとき、以上の2項目を覚えれば、その健康法が身体に良いかどうかが判断できます。
また、彼女はコーヒーの匂いでおぇっ!てなると書いてました。このような感想は、ほかの患者さんからも聞いたことがあります。
最近寒くなってから、熱いコーヒーを持ち歩く人をよく見かけます。
アイスコーヒーはダメだけど、熱いコーヒーなら体が温まると思うでしょう。
あれは一瞬熱く感じるだけ。体内に入ったら胃腸は徐々に冷えて、どんどん寒がり・手足の冷え症になります。
寒くなったら黒糖生姜湯、お湯、熱いお茶がオススメ。特に黒糖生姜湯は作りも簡単で栄養豊富、胃腸を温める作用が強い飲み物です。
そして、よく歩いて運動もして下さい。
体は動かさないと陽気が増えません。発電所と同じように、動かさないと体はどんどんエネルギー(気)が減って冷えます。
黒糖生姜湯を飲んで、よく歩いて運動すれば、寒い季節が来ても困ることはないでしょう。
「コーヒーのなになに成分は体に良い」という説は多いですが、すべて机上の空論。鵜呑みにしないでください。
一番説得力があるのは、自分の体で試して検証すること。
「人体実験」より、科学的な根拠はありません。