癌にならないため、最も有効な予防法
こんにちは。李哲です。
今日はアメリカでの中医師:鄭智城先生の文章を翻訳しました。
中国語本文のリンク先は、
(2011-09-02 10:35発表)
- 病気は分かるけど、健康かどうかを知らない西洋医学
- 定期的健診は癌の予防にならない
- 癌は一日二日でできるものではない
- 癌は長い間の体調不良が続いたあと、最後に出来上がる病巣
- 中国の大昔、中医師が癌患者を治療しない理由
- 癌の最初の段階で解決できるのは、中医学のみ
- 李哲の感想:つらい自覚症状がある時、すぐ治しましょう
病気は分かるけど、健康かどうかを知らない西洋医学
西洋医学はいろんな奇妙な機械を発明しています。
レントゲン、超音波、MRI、CTスキャン、細胞検査(生検)、血液検査、尿検査などなど。病気があるかないかの判定に使います。
▼注意してください。
病気を判定するための機械で、健康かどうかを判断するものではない。
もし、あなたが不幸に体調不良になりました。
- 最近はご飯が美味しくない
- 睡眠の質が悪い
- 便通が悪い
- 小便の出が悪くなった
- 体はアチコチ痛い
そして、病院に行ってあらゆる西洋医学の検査を受けた結果、すべて正常だと言われる。
あなたは悲しくなりました。
こんなにつらいのに、科学的な西洋医学の判断は「病気がない!?」
もし、あなたは気がすまない。
続けて検査してください!と言うと、病院の先生は白目をむけます。
「暇でやることなくて来たのか?心療科にも行け!」の感じ。
定期的健診は癌の予防にならない
たくさんの悲劇はこうして起きます。
特に癌。
西洋医学はいつも慈悲の顔を見せて、皆さんに呼びかけます。
早期発見、早期治療しましょう!
例えば乳がん検診、内視鏡、前立腺の検診、子宮頸の検診などなど。
このような検査は、癌の予防にちっとも効果がありません。
必要のない心配事が増えて、逆に癌になりやすくなります。
だから、アメリカではこの前、2つの機関が真逆の声明を出しました。
一つは女性たちに、乳がん検診は頻繁にやるものではないと声明。
もう一つは、毎年乳がん検診が必要だと主張。
これは分かりやすいです。
「頻繁にやらないで!」と言う機関は、現在の検査手段はとても不明確が多くて、しかも体に害があり、乳がんになるリスクが増えることを知っている。
検診が必要だという機関は、利益団体の立場に立っているから。
なぜ西洋医学の定期的な検診は、癌の予防にちっとも役に立たないと言うか?
こんなハイテクノロジーの設備で、なんでも映せるのではないか?
確かに、映せるのは映せます。
問題は、映せる時は全て遅い!
癌は一日二日でできるものではない
皆さんも分かると思います。
癌の形成には、何年も十何年も時間がかかります。
最後になって癌の形として現れるのです。一旦癌の形ができたら、患者さんの余命は数えるくらい。どんな薬でも完治するのは難しいです。
癌の形成には10年、20年もかかるけど、腫瘍が出来上がってから死亡までは何週間若しくは何ヶ月しか要らないかも知れません。
だから、皆さんは小学生の論理思考レベルが必要。
ガンの予防は『幼いとき』からするべき。
つまり、癌の形が出来上がる前の10年、20年の前に癌を治すべきであります。
全て遅くなり、腫瘍が出来上がってから治療するのではなくて。
癌は長い間の体調不良が続いたあと、最後に出来上がる病巣
がん患者は、みんな似てる経験があります。
癌が見つかる前に、体はそうとう長い間つらい時期があるはず。
睡眠が悪い、若しくは食欲不振、若しくは便通が悪い、若しくはだるくて精力がない。とにかく辛いのがある。しかし、西洋医学の検査を受けるとなんともない。検査値は全て正常。
これは不思議がるものでもないです。
西洋医学の各検査は、実質的な病変、形がある物にしか反応しません。
癌の形が出来上がる前は、こんなハイテクノロジーはクソ役にも立たない!
このようなハイテクノロジーは、患者さんにニセモノの安全感を与えます。これで患者さんは気が緩む。
西洋医学は毎年患者さんに、「定期的に検査してください」と言うだけ。
毎年毎年続けて、ある日腫瘍が表に出た時はやっと『あ、癌です!』と見つける。
しかし、その時はすでに遅い。
そう!形が出来上がる時はすでに遅いです。
私がこのように言うのは、皆さんを落ち込ませるためではない。
本当の話をしているだけです。
中国の大昔、中医師が癌患者を治療しない理由
中国の昔は、癌は「疮疡外科」の範囲に属してました。
当時のたくさんの中医師は、このような癌を見たとき、だいたい理由をつけて治療しません。
なぜかと?
当時の中医師はみんな自営業です。
今の西洋医学みたいに偉くない。
患者さんにいろんな同意書にサインしてもらって、治療して患者さんを死なせても大丈夫。
当時の中医師は、患者さんの評判で生計を立てていました。
万が一治療できなかった場合、先生の名誉に影響が出ます。
名誉がなくなったら、ご飯も食べられません。
昔の中医師は癌の形ができなかった時は、治せないのを知っていました。
ここまで話して、皆さんも明確な概念がついたでしょうか。
癌の最初の段階で解決できるのは、中医学のみ
中医学の最大の優勢は、陰陽気血の理論にあります。
陽が気を作る。
陰は形を作る。
陽と気は、みんな見えないものです。
陰と血はみんな見えるもの。
全ての病気は、最初陽.気の状態から始まります。
病状が徐々に悪化して、その後は陰の段階に入ります。
つまり、物(癌.腫瘍など)が出来上がる段階に入る。
中医学は最初の気の段階から分かります。西洋医学には最後の陰の形がある物(癌.腫瘍など)しか見えない。
西洋医学は一つの癌.腫瘍を見つけた時は、海に漂っている氷山は見える所しかないと思う。海の下にある大きな氷山は見えません。
西洋医学は海の上にある氷山だけ削れば、癌が治ると勘違いするわけ。
がん治療は、こんなに簡単な事ですか?
西洋医学は最近、少し賢くなっています。癌は全部殺せないことを知りました。
だから、親愛なる友よ、癌の形が出来上がってから治療に行くのではなくて、どこか辛くなったらすぐ中医学の治療を受けてください。
貴方は貴方の感覚を信じるべきです。
李哲の感想:つらい自覚症状がある時、すぐ治しましょう
以前、鄭先生と似ている観点の記事を書きました。
⬇️⬇️⬇️
鄭先生の要点をまとめると、
病気は段階性があります。
最初は見えない気の段階。
最後はポリープ.腫瘍.癌など目に見えるものの段階。
ローマは一日にして成らず。
全ての重い病気は、最初は小さな問題から起きます。
例えば乳がんは胸にしこりがあり、冷え症.生理痛.生理不順・不眠症などを伴う。
大腸癌は最初ただの便秘ぎみ.冷え症などの症状から始まる。
すい臓がんはただの気持ち悪い、吐き気がする、食欲不振などの症状から始まる。
最初の生理不順、不眠症、便秘ぎみ、気持ち悪い、食欲不振を治せば、あとの乳がん・大腸がん・すい臓がんも起きません。
些細な症状がある時、中医学の治療を受ければ、次の段階には入らないのです。
体はとても精密なもので、体内で何か不調が起きた時は、人間であればすぐ自覚症状として分かるはず。
中医学は細かい自覚症状を読み取って、体内で何が起きているかを判断する医学で、根本的に治す。そして芽が出る段階から治す医学です。
何か不調が出たら、すぐ中医学の治療を受けてください。