孫培栄先生の鍼灸:鼻血が止まらない(2018-02-28修正)

こんにちは。李哲です。

今日は孫培栄先生の鍼灸医案の翻訳文です。

(当院の治療例ではないので、間違わないで下さい)

翻訳文

【治療例1】

 

項さん。男性。50歳。

山東省廣饶県人。

住所は台北市合江街58巷。

 

民国44年(西暦1955年)の秋、突然鼻血が一晩中止まらなくなった。鼻血の出血量は洗面桶にたっぷり。

 

患者さんと同じ故郷の田さんは、ちょうど同じ建物内に住んでいて、危険な彼の状況を見て、朝4時頃大雨の中に私を呼びに来ました。

 

急いで患者さんの家まで行った時、患者さんはすでに昏迷状態で応じがない。鼻血はまだ出ている。

 

即、刺したツボは合谷穴。天府。風府。迎香。上星。

 

その場で鼻血が止まり、治った。

 

【治療例2】

 黎さん。男性。18歳。

山東省出身。

住所は台北市安東街。

 

民国57年12月1日の朝、突然鼻血が出て、止まったり止まらなかったり1日経っても止まない。

 

出血が続いて、患者さんは頭が朦朧とし顔色蒼白。

 

当日の12時頃、私の住居に来てドアをノック。

 

同じようなツボを刺して、その場で完治。

 

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李哲 感想:

 

鼻血は肺の熱と関係が多いです。

あと、大腸の経絡が鼻を通るので、合谷穴。迎香など必要でしょう。

 

一般的に天府穴、この一つだけでも出血が止まります。

 

孫培栄先生のツボの処方は、多分最強のやつかも知れません。

 

出血量が多すぎて、昏迷状態の場合は、やはり天府穴だけでは足りないかも。

 

西洋医学の病院に行っても、どうせガーゼをたくさん鼻に詰め込むだけでしょう。

 

出血の原因を知らないで、ただ単に血管を圧迫して血を止めるのは、問題解決にはならないと思います。