息抜きの時は、たまに音楽

こんにちは。李哲です。

今日はただのブログ。

 

小さい時にアコーディオンを6~7年引いたおかげか、今でもアコーディオンの音には敏感です。楽器を止めてから30年は経ってるので、音楽に詳しいとは言えないけど、息抜きとしては良く聞きます。

 

たまにイヤホンで聴きすぎて、耳中の炎症が起きてしまう(笑)。関連の施術記録は後日にまたアップします。

 

以下は日本の鍼灸専門学校に通ったときに買ったFiiO X5 2nd generationとヘッドホン。国家試験の一発合格を狙った当時は勉強のストレスもあり、踏ん張って自分にご褒美として買いました。イヤホンを使うときもあるけど、寒くなった時はヘッドホン。耳も暖かくなるので一石二鳥。

 

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私の音楽プレイヤー

 

このヘッドホンのすごい所は、ほとんど音漏れしない。

だから、電車の中でも安心して聞けます。

 

何年か前に音漏れするヘッドホンで聞いて、電車の中で知らないおじいちゃんに注意されて恥ずかしかっです。

 

私が聞いている音楽は様々。中国語、日本語、韓国語、英語(英語だけわからないのが悔しい!)の歌。

 

普段はニハイシャ先生の講義の録音データを聞きます。鍼治療の効果がダメダメで落ち込む時は、元気な欧米のノリノリ音楽を聞く。

 

今は電車で中医学の本を読むのが多くて、音楽はほとんど聞かないです。

ただし、昼にお弁当食べる時はクラシック音楽を聞きます。最近のハマりというか、心が落ち着くので好きです。

 

年とともに音楽の趣味も変わるでしょうか。以前はクラシックを聞こうともしなかったのに…

 

中国の中医薬大学にいた時は、みんなお金がなくて安いラジオを買って、夜寝るときも聞いてました。Workmanは、当時の貧乏大学生にとって夢のような高級品。

 

日本に来て、バイトしたお金で初めて中古Workmanを買って、カセットテープを聞いた時は感動しました。

 

今はみんなスマホで音楽を聞いていますね。カセットテープなんか、博物館に入ったように消えている。テクノロジーの発展は本当にすごいです。

 

たまに旅行先で大きなスピーカーがあって、音楽流れる明るい部屋で大きな窓の外側の景色を見ながら、ご飯を食べるのは気持ち良かったです。あんなスピーカーがあればな…と思ったのもあります。

 

でも、日本は部屋が小さいし防音対策も取らないといけない。隣人とのクレームにもなるので、なかなか厳しいですね。

 

以前より音楽を聞くのは減っていますが、気分転換したい時はやはり3~4曲聴きたくなります。好きな音楽を聞きながら休憩。ザワザワした心が落ち着いて、洗礼されたみたいにもう一度パワフルになる。

 

これが音楽の不思議なところでしょうか。

 

ところで、音楽と健康状態は関係があるのか?

もちろんあります。しかも、かなり関連性があるので、欧米では音楽療法まで生まれたわけです。

 

憂鬱・考えすぎなど、いろんな気分の波で体内の気は詰まりやすいです。

忙しくてストレスを抱えている現代人に、もっとも多いのは肝気鬱結(かんきうっけつ)。意味はストレスで肝機能が落ちて、毒素が肝臓の血管につまっている。

 

音楽の素晴らしい所は、そのつまりを溶かしてくれるのです。だから、好きな音楽を聞いたあとは気分が良くなるし、体までスッキリ。血が湧いて、プラスアルファのパワーももらいます。

 

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中国大昔の宮廷音楽は、ただ酒飲みながら遊ぶために聞くものではなかったです。陰陽五行論にもとついた音楽なので、健康のためでもあったのです。

 

『黄帝内経』には「五音療疾」という理論があり、『春秋左氏伝』には「音楽は薬と同じように味がある。健康で長生きさせることができる」と書いてあるそうです。

 

こんな療法は、西洋薬を飲むより何倍優れているかも知れません。