【※本記事は2019-05-18更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は寒いときに発作する喘息と、たまに胸が痛くなる狭心症を治した例。
一人の女性。
20代から喘息を抱えて、今でも治ってない。
暑い天気は大丈夫だけど、寒くなった時に、喘息が発作するそうです。
彼女は本治療院で、整体40分を受けました。
毎回重点的に押すのは、肩甲骨の間の肺兪.心兪あたり。
だいたい喘息を抱えている方は、肩と肩甲骨あたりは硬くて、呼吸に障害が出やすいです。
簡単な理屈ですが、硬いところをほぐせば呼吸が楽になります。
喘息は、肺に痰がたくさんあるからできる病気。
痰を出すのは漢方薬.鍼灸が強力ですが、今は整体しかできないので、地味に施術の効果を積み重ねていくしかなかったです。
何回か整体を受けてる間に、発作するのは徐々に減って、天気が寒くなった時でも発作しなくなりました。
まだ完璧に治ったとは言えませんが、少なくとも寒い日でも発作しないので安心しました。
彼女はもう一つ症状がありました。
たまに左胸が痛くなって、病院の検査では狭心症だと言われる。
こんなに大袈裟に言わなくていいものです。
たまに心臓が痛くなったりするのは、神経を使いすぎ(すごく心配).睡眠不足が原因なので、よく寝て心配事を減らせば自然に治るから。
何回か施術した後、彼女からは心臓が痛い報告は聞いていません。
治りました。
彼女から聞いた面白い話ですが、食べ過ぎると喘息が発作しやすいそうです。
これは食べ過ぎると胃腸に負担をかけるので、肺にまで影響が出る。
何故かと言うと、胃腸は「土」で肺は「金」だから。
陰陽五行論では、土が金を生むといいます。
ここで分かりますが、
喘息の患者さんは、食べ過ぎるのを避けるべきです。
特に乳製品は喘息を引き起こしやすいので、止めないといけません。