こんにちは。李哲です。
今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の論文を翻訳しました。
病気治療で選択肢は大事。
特に重病を治療するとき、選択肢によって生死が決まります。
選択肢を決めるのは患者さんの考え方。
どのような考え方があれば良いのか、倪海厦(ニハイシャ)先生がまとめました。どうぞ参考にしてください。
中国語本文のリンク先は、
- 前書き
- 1.患者さんには運動が必要
- 2.入院治療する患者さんは早死
- 3.大幅に食生活習慣を変える必要がない
- 4.余命宣告は脅かし、患者さんを早死にさせるだけ
- 5.最高の治療薬は、家族と友人の愛
- 6.近所の良心がある医師を探す
- 7.家族と一緒に生活してから、全身の癌細胞が消えた例
前書き
あなたが癌であろうと軽い風邪であろうと、私はすべての患者さんに以下の常識(Common Sense)があってほしいです。
常識(Common Sense)は極めて大きな作用があり、重病患者さんの命を伸ばすことができます。
1.患者さんには運動が必要
健康な人は運動しないと病気になる。
不健康な人、病気になった人は運動しないと更に悪化します。
たくさんの患者の親族は、こんな簡単な理屈が分かってない。そして、病気になったら入院治療。
生活環境が変わり、合わない食べ物でストレスがたまる。
それ以外に、病気になった体はさらに運動ができなくなり、体力がどんどん衰えて抵抗力(免疫力)が下がります。気分も晴れません。
したがって、最終的には早死。
2.入院治療する患者さんは早死
類は友を呼ぶ。
患者さんは絶対一人ぼっちにさせてはいけません。
患者さんが入院治療すると、必ず似てる病気の患者さんと同じ部屋に住みます。毎日希望が見えない目線と対話して、患者さんがよくなると思いますか?
もし患者さんが家族・親友と一緒に生活する。毎日アハハと笑いながら生活する。たくさんの健康な人の中に、病人は一人だけ。
周囲の楽しさは必ず患者さんに影響があって、患者さんも自分が病人であることを良く忘れ、自然に病状も良くなります。
3.大幅に食生活習慣を変える必要がない
たくさんのがん患者は癌だと診断された日から、有機食品・五穀米・雑穀米などに変えるけど、これは間違いです。
普段好きな食べ物でいい。
もちろん、病状を悪化させる食べ物は要禁止。
たとえば、腎不全で人工透析する患者さんは、スターフルーツが禁止。
食べ物の小さな変更は大丈夫です。
大幅な変更は正常な人でも耐えられないのに、病人は耐えられますか?
4.余命宣告は脅かし、患者さんを早死にさせるだけ
西洋医学の先生は、患者さんの余命を良く言いたがります。
これは患者さんに対する悪影響が、非常に強い。
西洋医学がよく余命宣告するのは、事後の責任から逃れる為ですが、患者さんはこの宣告を受けてから魂は死んでいます。強い生きたい気持ち(陽気)までなくなります。陽気がなくなったときは、そろそろ寿命が終わるときです。
重病患者の治療で一番困るのが、陽気がなくなること。いったん陽気がなくなったら、確実に死亡します。
だから、西洋医学が余命宣告したときは百発百中!
私はよく西洋医学に脅かされて、魂が飛んだ患者さんを見ました。
重病患者であろうと軽い患者さんであろうと、みんな西洋医学に脅かされて「薬をやめてはいけない!」、「薬を止めると死ぬ!」と言われます。
ある高血圧症の患者さんが来た時、私はその場で「高血圧の薬を止めなさい!」と言ったら、患者さんは目が点になり、手足が氷みたいに冷たくなって、声まで震えてました。
なぜ高血圧になったか分からない。
ただ血圧を下げる事しか知らない。
そして患者さんを脅かして「薬を飲まないと死ぬ!」と脅迫。
これはなんのデタラメ医学ですか?
患者さんは西洋医学の先生に脅かされても、怖がらないでください。あなたが怖がれば怖がるほど早死になります。
5.最高の治療薬は、家族と友人の愛
世の中の一番良い薬は、家に住んで親族・友人と楽しく過ごすこと。病院ではありません!
たくさんの人は病気になると、すぐ入院治療したがる。
これは間違った考え方です。
余計に患者さんの寿命が縮まり、病気が治りにくくなります。
考えてみてください。
たとえば肝臓がんの患者さん、入院すると必ず肝臓がん患者さんが集まる病棟です。
毎日隣の部屋の誰々が死んだのを見る。
西洋医学の先生は、「あなたの癌は骨に転移しました!」と告げます。
そして、あなたは自然に、「明日は自分の番になる」と思ってしまう。
こんな状態で、患者さんは生きられますか?
患者さんが家族と一緒に生活すると違います。
毎日、癌細胞がどこに転移したのかなどの悪いお知らせがない。
たとえ最後に癌でなくなったとしても、死ぬ前に家族と一緒に楽しい生活ができます。病院の先生と一緒ではない。病院で死んだりもしない。
誰でも最後は死にます。
しかし、私たちはどのように死ぬかは選べられます。
死ぬ前に過度の恐怖心を味わう必要がありますか?
こんな恐怖心は、患者さんの寿命を延ばせますか?
6.近所の良心がある医師を探す
家近くで、良心がある医師を探してください。
一人の良心がある医師、患者さんの面倒をよく見る医師は、とても大事です。わざわざ遠方の名医を探す必要がありません。
家近くの医師は、随時あなたを助けることができます。
遠方の医師は連絡も難しいし、最速の治療ができません。
待っている間に患者さんは、不安が生じて安心感がなくなる。
これは患者さんにとても不利。
繰り返す不安と自信喪失、患者さんの生きたい気持ちがなくなるのは、患者さんが早死にさせます。
7.家族と一緒に生活してから、全身の癌細胞が消えた例
一つの治療例で、以上の常識(Common Sense)がどれだけ重要かを説明します。
2005年、私はヨルダン人を治療したことがあります。
彼はまだ若いのに、地元の西洋医学の先生に「全身性のリンパ癌で、当時は脳にまで転移して脳腫瘍もある」と診断されました。
西洋医学は彼にハッキリ告げました。
「余命はあと30日。治療する必要もありません。」
彼は友人の紹介でこちらに来て、私は1ヶ月の間に合計3回の診察をしました。
その後、彼は漢方薬を持ってヨルダンに帰り、奥さんと三人の子供と一緒に生活しました。もともと彼は、最後の人生を家族と一緒に生活するつもりだったのです。
予想外に彼は生き残っただけではなくて、3年後にヨルダンの病院で検査したとき、全身をスキャンしても癌細胞が見当たらない。
「家族が最高の治療薬」であるのを証明しています。
いくら良い条件を出しても、彼はもうアメリカに来ないでしょう。
李哲の説明:
このヨルダン人の治療過程は、過去記事をご覧ください。