選択肢一つで生死が決まる:病気治療で大事な常識(Common Sense)

こんにちは。李哲です。

今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の論文を翻訳しました。

 

病気治療で選択肢は大事。

特に重病を治療するとき、選択肢によって生死が決まります。

 

選択肢を決めるのは患者さんの考え方。

どのような考え方があれば良いのか、倪海厦(ニハイシャ)先生がまとめました。どうぞ参考にしてください。

 

中国語本文のリンク先は、

一些Common Sense

 

 

前書き

あなたが癌であろうと軽い風邪であろうと、私はすべての患者さんに以下の常識(Common Sense)があってほしいです。

 

常識(Common Sense)は極めて大きな作用があり、重病患者さんの命を伸ばすことができます。

 

1.患者さんには運動が必要

健康な人は運動しないと病気になる。

不健康な人、病気になった人は運動しないと更に悪化します。

 

たくさんの患者の親族は、こんな簡単な理屈が分かってない。そして、病気になったら入院治療。

 

生活環境が変わり、合わない食べ物でストレスがたまる。

それ以外に、病気になった体はさらに運動ができなくなり、体力がどんどん衰えて抵抗力(免疫力)が下がります。気分も晴れません。

 

したがって、最終的には早死。

 

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健康な人でも運動が必要だけど、病人はさらに必要です!

 

2.入院治療する患者さんは早死

類は友を呼ぶ。

患者さんは絶対一人ぼっちにさせてはいけません。

 

患者さんが入院治療すると、必ず似てる病気の患者さんと同じ部屋に住みます。毎日希望が見えない目線と対話して、患者さんがよくなると思いますか?

 

もし患者さんが家族・親友と一緒に生活する。毎日アハハと笑いながら生活する。たくさんの健康な人の中に、病人は一人だけ。

 

周囲の楽しさは必ず患者さんに影響があって、患者さんも自分が病人であることを良く忘れ、自然に病状も良くなります。

 

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健康な人たちと一緒に生活すると、患者さんも自然に健康になる。

3.大幅に食生活習慣を変える必要がない

たくさんのがん患者は癌だと診断された日から、有機食品・五穀米・雑穀米などに変えるけど、これは間違いです。

 

普段好きな食べ物でいい。

もちろん、病状を悪化させる食べ物は要禁止。

たとえば、腎不全で人工透析する患者さんは、スターフルーツが禁止。

 

食べ物の小さな変更は大丈夫です。

大幅な変更は正常な人でも耐えられないのに、病人は耐えられますか?

 

4.余命宣告は脅かし、患者さんを早死にさせるだけ

西洋医学の先生は、患者さんの余命を良く言いたがります。

これは患者さんに対する悪影響が、非常に強い。

 

西洋医学がよく余命宣告するのは、事後の責任から逃れる為ですが、患者さんはこの宣告を受けてから魂は死んでいます。強い生きたい気持ち(陽気)までなくなります。陽気がなくなったときは、そろそろ寿命が終わるときです。

 

重病患者の治療で一番困るのが、陽気がなくなること。いったん陽気がなくなったら、確実に死亡します。

 

だから、西洋医学が余命宣告したときは百発百中!

 

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病気治療にクソ役にも立たない余命宣告!


私はよく西洋医学に脅かされて、魂が飛んだ患者さんを見ました。

重病患者であろうと軽い患者さんであろうと、みんな西洋医学に脅かされて「薬をやめてはいけない!」、「薬を止めると死ぬ!」と言われます。

 

ある高血圧症の患者さんが来た時、私はその場で「高血圧の薬を止めなさい!」と言ったら、患者さんは目が点になり、手足が氷みたいに冷たくなって、声まで震えてました。

 

なぜ高血圧になったか分からない。

ただ血圧を下げる事しか知らない。

そして患者さんを脅かして「薬を飲まないと死ぬ!」と脅迫。

 

これはなんのデタラメ医学ですか?

 

患者さんは西洋医学の先生に脅かされても、怖がらないでください。あなたが怖がれば怖がるほど早死になります。

 

5.最高の治療薬は、家族と友人の愛

世の中の一番良い薬は、家に住んで親族・友人と楽しく過ごすこと。病院ではありません!

 

たくさんの人は病気になると、すぐ入院治療したがる。

 

これは間違った考え方です。

余計に患者さんの寿命が縮まり、病気が治りにくくなります。

 

考えてみてください。

たとえば肝臓がんの患者さん、入院すると必ず肝臓がん患者さんが集まる病棟です。

 

毎日隣の部屋の誰々が死んだのを見る。

西洋医学の先生は、「あなたの癌は骨に転移しました!」と告げます。

そして、あなたは自然に、「明日は自分の番になる」と思ってしまう。

 

こんな状態で、患者さんは生きられますか?

 

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今日は誰々が死んだ、明日は私の番になる…恐怖心は患者さんを早死にさせるだけ。

 

患者さんが家族と一緒に生活すると違います。

毎日、癌細胞がどこに転移したのかなどの悪いお知らせがない。

 

たとえ最後に癌でなくなったとしても、死ぬ前に家族と一緒に楽しい生活ができます。病院の先生と一緒ではない。病院で死んだりもしない。

 

誰でも最後は死にます。

しかし、私たちはどのように死ぬかは選べられます。

 

死ぬ前に過度の恐怖心を味わう必要がありますか?

こんな恐怖心は、患者さんの寿命を延ばせますか?

 

6.近所の良心がある医師を探す

家近くで、良心がある医師を探してください。

一人の良心がある医師、患者さんの面倒をよく見る医師は、とても大事です。わざわざ遠方の名医を探す必要がありません。

 

家近くの医師は、随時あなたを助けることができます。

遠方の医師は連絡も難しいし、最速の治療ができません。

 

待っている間に患者さんは、不安が生じて安心感がなくなる。

これは患者さんにとても不利。

 

繰り返す不安と自信喪失、患者さんの生きたい気持ちがなくなるのは、患者さんが早死にさせます。

 

7.家族と一緒に生活してから、全身の癌細胞が消えた例

一つの治療例で、以上の常識(Common Sense)がどれだけ重要かを説明します。

 

2005年、私はヨルダン人を治療したことがあります。

彼はまだ若いのに、地元の西洋医学の先生に「全身性のリンパ癌で、当時は脳にまで転移して脳腫瘍もある」と診断されました。

 

西洋医学は彼にハッキリ告げました。

「余命はあと30日。治療する必要もありません。」

 

彼は友人の紹介でこちらに来て、私は1ヶ月の間に合計3回の診察をしました。

 

その後、彼は漢方薬を持ってヨルダンに帰り、奥さんと三人の子供と一緒に生活しました。もともと彼は、最後の人生を家族と一緒に生活するつもりだったのです。

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家族団らん:これは何よりも良い治療薬である。

 

予想外に彼は生き残っただけではなくて、3年後にヨルダンの病院で検査したとき、全身をスキャンしても癌細胞が見当たらない

 

「家族が最高の治療薬」であるのを証明しています。

いくら良い条件を出しても、彼はもうアメリカに来ないでしょう。

 


 

李哲の説明:

このヨルダン人の治療過程は、過去記事をご覧ください。

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li-hari.hatenablog.com