【※本記事は2019-07-14更新しました】
こんにちは。李哲です。
顔のむくみを20分でとった鍼治療例です。
一人50代の女性、ある日の主訴は、
- 顔のむくみが気になる
- お腹もむくんでいる感じ
いつものツボ以外に、仰向けで水道、水分、陰陵泉、地機、三陰交、水溝(人中)…ほかにも美容のためのツボを刺しました。
20分後に鍼を取り、着替えしてお茶を飲むとき、彼女が言うのは「顔のむくみがだいぶ取れました。触ると違いが分かります。」
むくみを改善するのにかかった時間は、20分寝かせただけ。
リンパマッサージなど受けてもむくみが取れますが、ただ寝かせた状態でむくみが取れるのは鍼しか出来ないと思います。
以上、鍼の即効性が見られる一つの症例でした。
上記のツボを見れば、皆さんは気づくかも知れません。
水分、水道、水溝、陰陵泉。
いずれもツボの名前に「水」が入っています。
(泉も水ですね)
そう!
水の代謝を改善するツボなのです。
ツボの名前は、適当に決めたものではなく、その意味があります。
特に、この「水」と関連しているツボは、大事なツボが多い。
体重の70%が水分なので、水の代謝は血液よりも大事です。
なのに、西洋医学では血液検査があって、水の検査はないですね…だから、水の問題は解決できない。
臨床での例をあげると、末期のがん患者には腹水があります。
危ない症状ですが、病院の治療だとポンプで腹水を抽出するだけ。しかし、このやり方では腹水がまた戻ります。
なぜなら、体内環境が変わってないので、水の代謝も変わらないからです。
以下は、末期がん患者の腹水を改善した鍼治療例。
参考になると幸いです。
もう一つ、現実によくある例をあげます。
- 顔のむくみ
- 足のむくみ
- お腹のむくみ
この3種類、病院に行って解決策がありますか?
足のむくみ、顔のむくみに対して、鍼治療はもちろん、足つぼ整体でも効果があります。鍼が怖い方は、足つぼ整体でも試してみてください。
以下は昔の治療例。
どんなにひどい患者でも、続けて治療すれば変わるのです。
鍼治療はさらなる効果があるけど、いまのところこんなにひどい冷え性・異常な眠気の患者はいないですね。
皆さん、なにか不調があったら、先に漢方医・鍼灸医に診てもらってください。信頼できる先生がいなかったら、足つぼ整体でも病院の薬より全然良いです。
絶対、副作用で体がボロボロになることはありません。
ちなみに、男性の足がパンパンむくむ。
女性の顔がパンパンむくむ場合、中医学では危ない症状だと言います。
詳しい解説は、以下の記事をご覧ください。