喘息死数が年間1500人はひどすぎる!喘息のゼーゼー、呼吸困難を治すお灸のツボ:膻中穴も紹介します。

【※本記事は2020-05-03更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

テレビ番組「凄腕の専門外来SP」を見た感想を述べます。後半のちょっとしか見てないので、「血が出ないメス」と「喘息」この2点だけ触れます。

 

 

手術しなくても癌が治るのに、なぜ出血しないメスを発明する必要があるのか?

 

手術する画面が出ましたが、確かに切る時に血は出なかった。

理屈はメスの所にマイクロ波が出て、組織を焼くので同時に止血作用があります。(焼いたらもちろん血が止まりますね。)

 

xtech.nikkei.com

 

上の記事を見ればいろいろ問題点が分かります。

 

当時テレビを見て私が謎だと思ったのは、血管をつなぐ時はどうするのか?切った後は両端が焼かれて血は出ないのは良いけど、繋げられないじゃないですか?

 

医療ニュースはメリットだけではなくて、デメリットと伝えるべきです。しかし、テレビ放送は全部デメリットを隠そうとしている、偏った情報になっています。

 

番組で、肝臓癌手術をしていた先生は、「肝臓は血管がとても多いので出血が少ないと助かる。」と言ってました。

 

そもそも、肝臓癌はハイリスクの手術をしなくても、中医学では漢方薬・鍼灸で治せます。なぜ手術をしないといけないですか?

 

以下は倪海厦(ニハイシャ)先生の漢方薬治療例。たくさんある症例の中で、一部を翻訳しただけです。

 

li-hari.hatenablog.com

喘息死数が年間1500人はひどすぎる!漢方薬・鍼灸で喘息は治るのに!

 

毎年喘息死の患者さんは、1500人もいるそうです。

番組に出た芸能人:上田さんは「そんなにいる?!」と驚いてました。私も同じようにビックリです。

 

しかし、調べて見たら本当にすごい数でしたね。以下の論文には、2016年1454人の死亡者がいると記載されています。

 

わが国の喘息有症率は小児(15歳未満)で11~14%,成人(15歳以上)で6~10%であり,長期的に見ると増加傾向にある。 一方で喘息死の数は戦後減少傾向で,2012年以降は年間2000人を下回り,2016年には1454人まで減少した。

 

引用先:喘息予防・管理ガイドライン2018[ガイドライン ココだけおさえる]|Web医事新報|日本医事新報社

 

喘息は難病ではありません。

漢方薬・鍼灸で治せる病気です。

喘息で死ぬなんて、中医学の先生にとってはハテナマークだらけ。

  

私は何人か喘息の症状を持っている患者さんを治療したけど、心臓の痛み(心臓病)と喘息の症状が消えるのが一番速かったです。その中の一つが以下の記事。

 

li-hari.hatenablog.com

 

鍼灸で主な治療ツボは、背中の肺兪と心兪。

仰向けで巨闕、中府から雲門につなげる。

公孫と内関(強力な八会穴)。

膻中(両乳首を結んだ真ん中あたり凹んだ所、喘息と咳にとても強力な作用がある)。

 

以上のツボだけでも、息が苦しい症状はだいぶ緩和します。

 

足りなかったら天突穴(ゼーゼーするのが収まる)。

関元(息を深く吸えるようになる)。

太淵若しくは太白(脾臓は肺の親分で、肺を強化する事ができる)。

董氏奇穴では、手のひらにある重子.重仙なども有効なツボ。

 

以下は一つの鍼治療例、喘息と呼吸困難がある男性、1回で呼吸困難が治り喘息の症状も消えました。

 

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喘息のゼーゼー、呼吸困難を治すお灸のツボ:膻中

 

信頼できる鍼灸院を探せなかった場合は、自宅でお灸をしてください。

 

お灸するツボは2つあります。

  • 胸の「膻中」(たんちゅう)
  • 背中の「肺兪」(はいゆ)

 

特に膻中穴は1人でもできるのでオススメ。

以下は簡易図、参考になると幸いです。

膻中穴:喘息のゼーゼーする、呼吸困難、咳、痰を治せるツボ

膻中穴:喘息のゼーゼーする、呼吸困難、咳、痰を治せるツボ

※ 膻中穴を探すときの注意点 ※ 

 

膻中穴の簡易な探し方は、両側の乳首を結んだ線の真ん中。

男性の膻中穴はすぐ分かりますが、女性の場合は乳首の位置が人によってかなり違います。分かりづらい時が多いので、その時は剣状突起の真上3~5㎝所を押してみてください。

 

一番痛くて響く、凹みがある所が膻中穴です。

どうしても分からなかったら、鍼灸師に印を付けてもらって下さい。

 

一箇所に9回連続でせんねん灸(ニンニク入りタイプがベスト)を据える。お灸だけでも喘息のゼーゼーする、呼吸困難、咳と痰が楽になります。

 

 

この2箇所のお灸は、あくまでも自宅でのやり方です。

お灸しても改善が見られない方は、鍼治療も受けることをすすめます。

 

周りに喘息で苦しんでいる方がいたら、このお灸の方法を伝えてください。一人でも良くなる患者さんがいれば、私が記事を書いた甲斐もあります。 

病院の薬を10年飲んでも治らない喘息、なぜ漢方薬・鍼灸を試さないのか?

 

テレビ番組には、喘息で5種類の薬を10年も飲んでいる女性患者さんがいました。毎回飲む量はご飯みたいに多かったです。

 

薬は効果があったところか、患者さんは身体と顔がかなり浮腫んでいる状態。見ただけで分かりますが、これは明らかに西洋薬の副作用。

 

特にステロイド剤の副作用は、腎臓を壊して顔が月みたいに丸くむくんで、肩が水牛みたいに分厚くなり、ひどい肩こりになります。ほかには、ひどいうつ病も惹き起こすので百害あって一利なし。

 

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なぜ病院の先生は、治せないのに漢方薬・鍼灸治療を紹介しないでしょうか?メンツがなくなるから?

 

医学を習ったのはメンツのためですか?

患者さんの辛い症状が治ることが大事でしょう?

 

お灸は絶対に西洋薬より効果があって、こんな副作用もありません。

 

簡単だけど、効果バツグン。

病院の先生もお灸を勉強してほしいです。

お灸の画像

喘息のバカ高い治療代VS安上がりで効果バツグンの鍼灸

 

番組で、西洋医学は大工さんのマネをして、カテーテルで細くなっている気管支を広げる手術をしてました。保険適用外なので1回15万円、手術は3回必要だそうです。

 

3回だと45万円。

45万円だと、上記の生姜灸(せんねん灸)は138箱も買えます。しかし、喘息には千年灸が5箱もいりません。138箱も買っといて、どうするんですか?

 

当院の回数券だと18ヶ月も使えます。

鍼治療で喘息の症状が消えるのには、2ヶ月もかかりません。ひょっとしたら、4~5回で治療が終わります。

 

困りましたね。

残りの16ヶ月は何を治療しましょう…美容・痩身でもやりますか?(笑)