ノーベル賞の本庶佑氏の発言:「ネイチャー誌、サイエンス誌の9割は嘘」

こんにちは。李哲です。

今日は雑談。

 

ノーベル賞をもらった本庶佑・京大名誉教授の発言が面白かったです。

 

よくマスコミの人は「ネイチャー、サイエンスに出ているからどうだ」という話をされるけども、僕はいつも「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」と言っていますし、大体そうだと思っています。

 

引用先:「ネイチャー誌、サイエンス誌の9割は嘘」 ノーベル賞の本庶佑氏は説く、常識を疑う大切さを。

 

一般人が読んだら、衝撃を受けるでしょう。

世界で一番有名な科学雑誌に載っている9割がウソ?世の中の医学知識はウソだらけ?

 

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残念ですが、これが事実です。

 

以前の記事でも話しましたが、西洋医学はテクノロジー(科学技術)をバックにしている。新しい理論というのは、ほとんど出ません。出ているのは、最先端機械で新しい「関連物質」を発見しただけ。

 

病気に関する仮設はたくさん発明しているけど、10年も経たないうちに破れて、また新しい仮設が出る。

 

少し前の発見をいうと、ピロリ菌は胃がん・胃炎の原因だという人がノーベル賞をもらいました。つい最近のだと、IPS細胞。スタップ細胞も話題になりましたね。

 

ピロリ菌を除去したけど、胃炎・胃痛が治ってない患者さんを鍼で治した事があるので、私はアハハとして流します。

 

数年後には、胃がんはまた別の原因だと発表されるはず。

 

IPS細胞はまぼろしなもので、安全性をクリアするのが無理。そのうち皆に忘れられる。今は安全だと言っても、10年後には厳重な副作用が発見されて廃れるのは山ほどあります。

 

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いわゆる最先端医療技術は、数年後には廃れる

 

唯一無二に安全なのは、自然なもの。

医食同源の漢方薬、もしくは鍼灸。(毒性がある生薬の使い方は要厳守)

 

本庶佑氏と関わりがあるのは、オプジーボ。これは一年前の記事で書きました。

残念ながらこの新薬も数年後には廃れて、みんなの記憶から消される。

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神の薬:オプジーボの報道を見て。 

 

2015年のノーベル医学賞には、寄生虫感染を治す「画期的」な新薬発現で日本人ともう一人が受賞しました。

 

しかし、1500前の「傷寒雑病論」には、すでに回虫などの寄生虫治療の処方があります➡️『烏梅丸』(うばいがん)

 

美味しくて安い漢方薬がすでにあるのに、なぜまた研究するんですかね?

 

2015年のノーベル医学賞の受賞者:屠呦呦(トゥ・ヨウヨウ)氏は、1600年前の東晋・葛洪が書いた『肘後方』の処方を研究し、その中の生薬:青蒿(せいこう)からマラリアに有効な物質を抽出して受賞しました。

 

みんな屠呦呦(トゥ・ヨウヨウ)氏みたいに昔からの漢方薬を研究すれば、なぜ漢方薬で病気が治るかが解明できるかも知れません。

 

ひとつ残念なのは、漢方薬は一つの成分で病気を治すものではないので、西洋医学のやり方で全部は解明できない。漢方薬の仕組みは、複雑な団体作戦です。

 

西洋医学の顕微鏡でものを見る目では、広範囲で分析する漢方薬の理屈が分からない。

 

ちなみに、東晋・葛洪が書いた『肘後方』のマラリアを治す処方は、こう書いてあります。【又方,青蒿一握,以水二升漬,絞取汁,尽服之。】

 

皆さんがびっくりするかも知れませんが、『肘後方』にはマラリアを治す処方がほかにも30~40種類があります。青蒿(せいこう)はその中の一つだけ。

 

青蒿(せいこう)より素晴らしい効果がある処方箋は、また別にあります。この処方箋の生薬を分析したら、またノーベル賞もらうですかね?

 

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青蒿(せいこう):マラリア治療薬として使う生薬。

 

鍼灸でマラリアを治すときは、刺絡がメイン。

中国共産党と国民党が戦争したとき、たくさんの鍼灸医が国民党に徴兵されて軍医になりました。その時、中国の南部ではマラリアが流行り、鍼灸医たちは数万本の鍼を持っていって治療したのです。

 

回虫などの寄生虫を治す時、血海の上1寸に『百虫窩』というツボがあります。名前とおり、すべての寄生虫に効くツボ。

 

中医学は数千年前から病気の原因、治療法、処方箋など完備しているのに、西洋医学はいまだに病気の原因すら分からない。

 

今年は「◯◯病の原因はこれだ」

来年は「この新薬で治る!」と騒ぐ。

 

西洋医学の研究者たちは知能がすごいと思うけど、間違った方向に行ってしまい、毎回こんな幼稚園児たちの茶番劇が流れるときは、苦笑いするしかない。